21 ページ21
結局私はご飯をしっかりご馳走になり、
流れで事務所に泊まることを話したら
「女の子なんだから危ない」という理由で
7人に無理やりタクシーへと詰め込まれた。
結局仕事への緊張感からか、
久々の自宅での睡眠もそこそこに
きっちりいつも通りの時間に起床した私。
今日は撮影後に打ち上げがあるみたいだし、
この仕事が終わっても、なかなか休めないな…。
そんなことを考えながら、今は事務所で一番後輩くん
TOMORROW X TOGETHERの皆さんを待っている。
TXT「おはようございます！
本日はよろしくお願いします！」
『おはようございます。
本日担当しますAです。
こちらこそ、よろしくお願いします』
テヒョン「Aさん！」
スビン「準備、間に合ったんですね！」
あの日以降、礼儀正しく接してくれる2人。
大人っぽく見えるのは彼らと違って
騒がしくないからだろうか？
ヨンジュン「はじめまして。ヨンジュンです。
先日は、弟たちがご迷惑おかけしたみたいで…」
コンビニ騒動からTXTのことは勉強済み。
長男のヨンジュン君。
実物は、肌が透き通りすぎてて消えちゃいそう。
『いいえ、困ったときはお互い様ですから。
なにも気にしないでくださいね？』
ヨンジュン君はこれまた丁寧にお礼を言って
残りの2人を紹介してくれた。
ボムギュ「2人がお世話になりました。
ボムギュです！」
ヒュニカイ「お会いできてうれしいです！
ヒュニカイです！」
なんか、BTSの方が弟みたい。
キャラの問題だと思うけど、
TXTの皆さんの方がよっぽど落ち着きがある。
『じゃあ、早速この衣装に着替えてください！
30分後にメイクさんが来る予定なのでお願いします』
5人ともいいお返事…。
全然手がかからないってすごく楽だな。
でも、楽だけど…
なんか物足りないと感じてる自分もいる。
ヨンジュン「先輩たちの専属なんですよね？」
私は私の仕事を進めていたら、
ヨンジュン君がニコニコしながら話しかけてきた。
『え、あ、はい！そうですよ』
そう答えると
「なんか羨ましいです笑」と少年のように笑う彼。
あ、シャツの襟がゆがんでる。
背の高い彼の襟もとに手を伸ばして直してあげると
少しだけ恥ずかしそうに目をきょろきょろさせた。
JN「Aちゃん、年下相手にやらし〜笑」
声のした方を見ると、
7人が扉から顔をのぞかせていた。
もう、なんで私はからかわれてるのに
ホッとしてんのよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこち(プロフ) - ぱぴこ(元AUS)さん» コメントありがとうございます！仕事が忙しくなかなか更新ができていませんが、長い目で見守っていていただけると幸いです！ (2021年7月2日 21時) (
レス) id: dae6f90cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(元AUS)(プロフ) - 続きとてもとても楽しみにしています！！！ (2021年7月2日 19時) (レス) id: 246b4ca496 (このIDを非表示/違反報告)
a0906uw(プロフ) - 美海(ﾐｳ)さん» コメントありがとうございます！見入ってしまうなんてとても嬉しいです！これからも頑張りますので、引き続きお楽しみ頂けますと幸いです！ (2021年6月20日 15時) (レス) id: 206d05cf3f (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - すごく見入ってしまうお話で、めちゃめちゃ愛読してます！これからも楽しみにしてるので、頑張ってください！ (2021年6月20日 12時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
a0906uw(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます！初めてコメント頂けて嬉しいです（泣）知識不足で色々と読みにくさもあると思いますが、完結までなんとか頑張ります！ (2021年6月19日 20時) (レス) id: 206d05cf3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みこち | 作成日時：2021年6月16日 12時
