ぴんく ぶらっさむ ７ ページ12
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あぁ、見ない見ない、どっか行く、
櫻井翔のその言葉にSPさんたちの失礼しますが続いて
見られていたことに気がつく。
「翔ちゃん・・・」
「じゃあね、智くん、また。」
しばらくその場で
彼の腕に包まれて
「部屋・・入る？」
彼の言葉に頷いた。
広い和洋室からは
広大な日本庭園が広がっていた。
「そこ座って、」
革のソファーに座る。
「なにか・・のむ・・・？」
目を合わせず言う彼・・・。
急に恥ずかしさが襲って来る。
キレイな横顔・・・。
あのころも美しかったけど
歳を重ねて更に麗しい・・・。
しばらくすると部屋にコーヒーが
届き、智は私の隣に座った。
彼からする甘い香りが鼻を撫でる。
緊張とか・・色々で・・・
とにかく落ち着かなくて
いそいそと
コーヒーを口に運ぶことしか
出来ない私。
せっかくなのに・・・
風味もなにもわからない・・・。
「これって・・・
うまいんだろうな、高そうだから、
でもわかんねぇや、」
その言葉に
コーヒーを吹き出しそうになって
隣に並ぶ彼を見た。
本当に本当に変わってない・・・
安心・・する・・・。
「なんかやっと・・・
Aの顔、見れた。」
そう言うと
陽だまりみたいな顔をして
ふふふ、ふふふ、と笑った。
それから伸びた手が
私の頭に触れ
ぽんぽんっとした。
「会いたかったよ、
ずっと、ずっと・・・
会いたかった。」
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さくら(プロフ) - きくさん» きくさん、コメントを頂きありがとうございました。続きが書けるよう頑張ります♪ (2020年3月2日 1時) (
レス) id: 4b974240a6 (このIDを非表示/違反報告)
きく - さくらさんの作品、どれも素敵で見入ってしまいます！次の作品も期待してます！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: a7c47c10e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2019年4月18日 13時
