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〈 お隣に人が引っ越してきたわよ 〉
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「 へえ 」
特に気にもしなかった。
ただのお隣さんだもん。
関わる事もそんなに無いだろうし。
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母 「 それでお隣さんに
これを届けてほしいのよ〜〜 」
「 …はあ！？ 」
母 「 お願い〜〜私お店の接客しなきゃなのよ 」
「 そんなのオッパに頼めば？ 」
母 「 あの子なら出掛けたわよ？ 」
「 ふざけんな許さん 」
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「 オンマ〜〜私には無理！ 」
関わることなんて無い。
そう思っていたところだったのに…
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母 「 じゃあお店の接客と代わる？ 」
「 …それも嫌だ 」
だってお店には、
私の初恋の人が来るかもしれないから。
もう忘れられないあの思い出。
先輩にはあれ以来会っていない。
会いたくない。
目が合ってもスルーするだけ。
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「 …行ってきます 」
渋々オンマに持たされた
お菓子を手に取って、家を出る。
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美優 - 更新頑張ってください!!!! (2017年10月2日 23時) (
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作者名：紬 | 作成日時：2017年9月30日 19時
