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俺の肩に頭を乗せて熟睡しやがるAに
少し腹が立ったけれど
痩せてしまった寝顔を見ていると
何も言えなかった。
ン「Aちゃんはどうして俺らを沖縄に誘ったの？」
シ「…傷心旅行だとよ」
こいつらにはガンなんて言えないなと思った。
というか、俺が言うのは違うなと。
俺はかつてのライバルが
弱っている姿を見ていかなければいけない気がして
少し切なくなった。
・
「沖縄だー！」
さっきの俺の不安と裏腹に
元気すぎるこいつを殴りたい。
「まずはホテル行こっか！
タクシー呼ぶね」
彼女はタクシーを二台呼び
「運転手さん、お釣りはいらないので」
と5000円を出し俺とA
ダホとモトキとマサイに分かれてタクシーに乗せた。
着いたホテルは
高級ホテルで有名なところ。
唖然としたままチェックインを済まし
鍵を渡されて気付いた。
シ「最上階…？」
「そーそー！ホテル代は私がもう払ったからお金のことは気にしないでゆっくりして行こうね！」
一人一人に鍵を渡すA。
「ごめん、諒は私と同じ部屋で」
こいつは何を考えてるんだ
宿泊費だけで5万以上するだろう部屋を
4部屋分払って。
でも、あまりにもあいつがささっと行動するもんだから
俺は何も口出し出来なかった。
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鈴木佳花 - 最後めっちゃ泣いちゃった (2019年2月1日 19時) (
レス) id: 8c51f3c097 (このIDを非表示/違反報告)
リサル - 君を忘れたいを聴きながら、読んでいたので、なんだか、曲とあっていて、倍泣いてしまいました。とってもいい作品です！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 0d0f76e2d7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - なんか、「君の膵臓を食べたい」に似てる気がする。 (2018年8月5日 15時) (レス) id: 5f41b25908 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあゆあ - めっちゃ泣いてしまいました~!いい作品! (2018年6月22日 19時) (レス) id: d4e608e91e (このIDを非表示/違反報告)
ういろううり(プロフ) - 話がすごく良すぎて泣いてしまいました。すごくいい話！ (2018年5月31日 23時) (レス) id: 5156ec9647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すば∞なな
| 作成日時：2017年6月25日 22時
