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いろんなものを買ってもらった1日だった。







でも、これで終わりにするわけにはいかないんだ。







シ「そろそろ日沈むから急ぐぞ!」







え?何?と慌てるAに







いいから、と言い車椅子を押し、ある場所に向かった。







ザ「これ着けてて」







ザカオが目隠しを渡し、Aが困惑しながらも着けたのを確認すると、さっきよりも速く車椅子を押した。







シ「目隠し取って良いぞ」







俺らが連れてきたのは







「…え…ここ…」







シ「お前が来たがってた土手」







ぺ「車椅子降りてこっちおいでよ」







川の近くにいるメンバーの元へ







俺はAの手を引き、連れて行った。







シ「あれ、やるか」








マ「待って、カメラセットするから」







ン「急いでー!日暮れちゃう!」







マ「よし!オッケー!」







シ「いくぞ!3!2!1!」







俺らは天高く拳を突き上げた。







それと同時に鳴り響くシャッター音。







「…それはずるいよ」







ダ「まさか泣いてんの?」







モ「シルクが泣かせた?」







Aは俺に抱きついて子供のように泣いた。







シ「泣かせてねえよ」







「…ありがとう…諒…」







胸元で泣くAを少しだけ剥がし







首に手を回し







夕陽が沈む中キスをした。







初めてしたキスは







涙のせいか少し塩辛かった。







シ「これ以上泣くなよ、心配になんだろ」







指で涙を拭ってやると







「好きになっちゃうよ」







と笑うAに







シ「元から大好きの間違いだろ。ダーマとの電話聞いたぞ」







と告げ







少しだけ動揺しているAがまた恋しくなって








もう一度キスをした。

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作品ジャンル:恋愛
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鈴木佳花 - 最後めっちゃ泣いちゃった (2019年2月1日 19時) (レス) id: 8c51f3c097 (このIDを非表示/違反報告)
リサル - 君を忘れたいを聴きながら、読んでいたので、なんだか、曲とあっていて、倍泣いてしまいました。とってもいい作品です! (2018年11月25日 17時) (レス) id: 0d0f76e2d7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - なんか、「君の膵臓を食べたい」に似てる気がする。 (2018年8月5日 15時) (レス) id: 5f41b25908 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあゆあ - めっちゃ泣いてしまいました~!いい作品! (2018年6月22日 19時) (レス) id: d4e608e91e (このIDを非表示/違反報告)
ういろううり(プロフ) - 話がすごく良すぎて泣いてしまいました。すごくいい話! (2018年5月31日 23時) (レス) id: 5156ec9647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すば∞なな | 作成日時:2017年6月25日 22時

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