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久しぶりの東京。
あ「諒太、東京だよー」
諒太は眠たそうに瞬きをして
初めて見る人の多さにビックリしたのか目を丸くしていた。
あ「諒太、ぺけ!」
ぺけたんの方に体を向かせてやると
り「ぺけ!」
と喜ぶのだった。
タクシーに乗り諒の家に向かう。
ぺ「本当にお母さんなんだね」
あ「うん」
諒太は初めての東京の夜景に釘付けだった。
り「あ!」
何かを指さす諒太。
あ「綺麗だね、諒太」
膝もとで喜ぶ諒太をあやしていると
大変だった期間を思い出す。
ひとりで育てるのは容易ではなかったし
金銭面を親にケアしてもらったりもした。
時には母親をやめたくなったりもした。
けれど
ぺ「今、幸せ?」
あ「すごくね」
やめないで来れたのは
ぺ「シルク今動画撮るとこだって」
あ「撮影中に着いちゃうかもね」
この日を待っていたからかも知れない。
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819Love - 涙腺崩壊しました。これからも頑張ってください! (2019年8月13日 19時) (レス) id: 71d15e6b35 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ氏(プロフ) - 感動しました!これからも頑張って下さい (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8d9cfe2156 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使のん - 思わず号泣してしまいました。本当に良い作品をありがとうございました! (2018年11月6日 21時) (レス) id: 51ad69ecdf (このIDを非表示/違反報告)
momomokako - 号泣しました。いい作品をありがとうございました。 (2018年8月14日 16時) (レス) id: de87504c5f (このIDを非表示/違反報告)
有枢(プロフ) - 涙が自然にポロポロと流れたきた(´;ω;`) いい作品をありがとうございます (2018年8月10日 13時) (レス) id: f414b669f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:橘雫 | 作成日時:2017年4月26日 17時