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飛行機に乗り込む。
夢のような時間ももうすぐ終わってしまう。
ン「楽しめた?」
あ「うん、楽しかったよ」
ン「シルクは?」
シ「俺も楽しかった」
モ「またシルクとAちゃん隣でいい?」
シ「おう」
私は窓側に座り、諒は私の右側に座った。
飛行機が飛び立つ。
シ「本当に楽しかったな」
あ「そうだね」
シ「…プロポーズ」
あ「ん?」
シ「プロポーズ、本気だからな」
あ「…うん」
シ「帰ったら事務所に通してみるな」
あ「うん」
シ「ダホ、モトキ」
モ「どした?」
シ「俺、Aと結婚する」
ン「え、まじ?」
シ「マジじゃなかったらAに失礼すぎだろ」
モ「え!おめでとう!」
ン「ようやく結婚するのかー」
祝福ムードに包まれている中私は飛行機に乗る前に送られてきたメールを見返した。
【Fischer'sシルクロードの件でお話しさせていただきたいので、帰国後直ちに事務所までお願いします】
それは事務所から送られてきたものだった。
ン「Aちゃん?」
あ「ん?」
みんなには見られないように携帯の電源を落とした。
ン「携帯見てぼーっとしてたからどうしたのかなと思って」
あ「諒と撮った写真眺めてただけだよ」
モ「惚気すごいなー」
あ「なんてったって新婚みたいなもんだから」
シ「お前可愛いこと言うな」
モ「俺ら巻き込んで惚気ないで?」
私と諒は目を合わせくすっと笑った。
好きだと思った。
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花梨 - 楽しみにしてます!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: e6157cc2f4 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます!色々と修正してもっとキュンキュンして頂けるような小説にしていきますので、お楽しみに! (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - 最高すぎです!文才が神すぎです。終始きゅんきゅんでした。こういう感じのガンガン書いてください!めっちゃよみます!フィッシャーズ最高!!! (2018年10月2日 21時) (レス) id: e4eb9fe5a5 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 書き直しを始めました。急ピッチで進めているため、誤字等あるかもしれません。その場合はご指定いただけると嬉しいです。 (2018年9月25日 15時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - すごいですね!最初からこういうのにしようって考えてたんですね!?素晴らしい!! (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2870e13e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:橘雫 | 作成日時:2017年4月17日 19時