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シ「A、行くぞ」




肩を叩き満面の笑みで話しかける君。




可愛いな。




あ「うん」




帰りの電車、みんなが気を遣ってくれて




私とシルクは隣の席に座った。




シ「服、乾いたか」




窓の外を見ながら話しかける君。




あ「うん」




そんな君を見つめ答える。




シ「取れ高は?」





あ「編集が大変なくらいあるよ」





シ「帰ったら地獄だな」




そう笑っているのが窓にほのかに映っていた。




マ「写真撮れた?」




前に座っているマサイくんが話しかけてきた。




あ「撮れたよ、ほら」




カメラを渡す。




マ「うわ、全部負けた」




あ「マサイくんのも見せてよ」




マ「そんなに綺麗に撮れてないよ」




そう言いながらもカメラを渡してくれる。




あ「このぺけたんの写真良いじゃん」




ぺ「え、どんなやつ?」




あ「ほら、これ」




通路挟んで隣にいるぺけたんにカメラを渡す。




ぺ「うわ、弱々しいね」




あ「そうだね」




3人は笑った。




そんな私達を見てかシルクはみんなに見えないように




こっそりと私の左手を握った。





私も彼の手を握り返した。




彼の方を見るとまだ窓の外を眺めたままだった。




そんな彼を私はまた見つめていた。

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設定タグ:Fischer's , シルクロード , フィッシャーズ   
作品ジャンル:恋愛
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花梨 - 楽しみにしてます!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: e6157cc2f4 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます!色々と修正してもっとキュンキュンして頂けるような小説にしていきますので、お楽しみに! (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - 最高すぎです!文才が神すぎです。終始きゅんきゅんでした。こういう感じのガンガン書いてください!めっちゃよみます!フィッシャーズ最高!!! (2018年10月2日 21時) (レス) id: e4eb9fe5a5 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 書き直しを始めました。急ピッチで進めているため、誤字等あるかもしれません。その場合はご指定いただけると嬉しいです。 (2018年9月25日 15時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - すごいですね!最初からこういうのにしようって考えてたんですね!?素晴らしい!! (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2870e13e2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橘雫 | 作成日時:2017年4月17日 19時

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