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目暮、という警部から説明を受ける。

その場で見てた通りだったらしく、特に追加事情もなさそうだ。

話をしていると火災報知器が勢いよく鳴り響いた。

メイドはミラ王女の部屋にすぐに行ったらしいがもぬけの殻、誰も居なかった。

スプリンクラーが作動しており、王女様が自分から抜け出す為にやったのだろう。


『Aさん、ホテルや周辺の防犯カメラをチェックしますか?』

「お願いするわ。防犯カメラの映像の中から王女様が映ってるのをピックアップして。
……多分、必要ないでしょうけど」

『はい、分かりました!』


周辺はともかくホテル内はチェックしておいた方が良いだろう。

王女の警備にあたっていたのは、ヴェスパニアの人間。国に雇われた者なのだから、優秀なのだろう。
防犯カメラの映像なんてなくてもある程度の予想などはついていて、今頃追いかけている……


「正義、一応律に防犯カメラの映像から捜索してもらっているわ。

必要ないでしょうけど、一応……ね」

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銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年3月2日 0時) (レス) id: 6a75da4a5b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2018年2月19日 16時) (レス) id: 8194ec9183 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿瀬心櫻 | 作成日時:2018年1月23日 23時

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