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声の主はモデルみたいな女の子だった。
名前はたしか……ノノカちゃん。
他の2人も見たことある、可愛いって有名な子たち。
「ねぇ、佐藤さん？」
砂糖菓子みたいに甘くて可愛らしい声。
モデルさんみたいに綺麗なその人が一歩、また一歩って近づいてくる。
その度に、ふわっと香るローズの香り。
「何人に手を出せば気がすむの？」
「……え？」
「涼くんも、優斗先生も…って、欲張りだね。佐藤さん」
その表情は笑顔なのに、その声は甘くてふわふわなままなのに、なんでだろう。
＿＿怖い
そう感じた。
「ねぇ、涼くんのこと飽きたの？だから優斗先生にまで手だしてるの？」
「…ちがっ、誤解です」
「誤解？なにが？」
怖い…
「またお得意の色目つかって、優斗先生にまで手出して」
「……ちがいます、」
「違う？」
「ふざけないでっ！！」と、ドンって押された体が古くなった校舎の壁にぶつかる。
「この間だって優斗先生と二人きりで教室にいたでしょ？」
「あれはただ勉強を教えて貰っていただけで…」
「頭も撫でられて、嬉しそうにして！」
頭を撫でられたのも不可抗力で私が仕向けたわけではない。
それはなんとしてでも否定したかったのに、圧倒的不利な状況に一言も声がでなかった。
「アンタがいなければ、アンタさえいなければ……涼くんは私のものだったのに…！」
近づく距離。
「ねぇ、なんで？なんでアンタなの？
私の方が可愛いのに…アンタなんかより何倍も可愛いのに！」
振り上げられた彼女の右手。
「調子乗ってんじゃねーよ！！」
……あっ、殴られる、
ぐっと目を瞑ったら、
「なにやってんの？」
タバコの香りと一緒に、そんな声が耳に届いた。
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riyona(プロフ) - chiiさん» コメントありがとうございます！！オチはまだ決めていません。というのも優斗くんも涼くんも素敵で、決められないんです(>_<)更新はゆっくりですが、どんな結末を迎えるのか最後までお付き合いいただけるとうれしいです(*>ω<*)よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年8月5日 19時) (
レス) id: 5a9baba37b (このIDを非表示/違反報告)
chii(プロフ) - 王道ってことは優斗くんオチなんですよね…？涼くんが優しくていい彼氏すぎて、このまま幸せになって欲しい〜！って思っちゃいます（；＿；）このお話ほんとに好きで毎日更新楽しみにしてます！ (2018年8月2日 21時) (レス) id: 5119b8387b (このIDを非表示/違反報告)
りと。(プロフ) - riyonaさん» 返信ありがとうございます！！まさか読んでいただけていたなんて...！本当にずっと大好きな作者さんに読んでいただけるなんて嬉しすぎます！ありがとうございます！！ (2018年7月16日 23時) (レス) id: 472c64059e (このIDを非表示/違反報告)
riyona(プロフ) - りと。さん» 感想ありがとうございます♪優斗先生ちょっぴりチャラいですが…(笑)これから王道な展開が続きます。糖度の高いお話になると思うのでお付き合いいただけると嬉しいです。そして実は私りと。さんのお話を読ませて頂いていたので、今回コメントを頂けて嬉しかったです！ (2018年7月16日 12時) (レス) id: 5a9baba37b (このIDを非表示/違反報告)
りと。(プロフ) - いつも素敵な作品をありがとうございます。りゅりゅさんのお話、毎回楽しみにしています。先生優斗、とってもカッコいいです。。これから涼くんと優斗との三角関係がどうなって行くのか、楽しみにしています！ (2018年7月13日 22時) (レス) id: 828bff7cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅりゅ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/ryuryu_movie?s=09
作成日時：2018年7月5日 10時
