頼ること ６ ページ34
風磨side
びっくりした。
珍しく楽屋に早く入って、飲み物でも買いに自販機に行こうと思ってドアを開けたら、Aが過呼吸をおこして苦しそうにしていた。
昨日喧嘩してしまったから会うの気まずいなと思ってたけど、この状況に出くわしたらそんなこと思ってる暇はなかった
「はぁ･･･はぁ」
とりあえず、一緒に深呼吸をしてあげて、なんとか過呼吸は収まった
風磨「A大丈夫か？それと･･･昨日はごめんなきついこと言って。」
いつもの俺だったら、こんなすぐ謝る事はないだろう。
けど、なんだか今日は謝らなきゃいけねぇと思った。
そしたら、過呼吸をおこした時から怖い顔をしていたAがなんだか少し安心したように感じた。
そしてAが何かを言おうとして口を開いた･･･
「(大丈夫)･･･！」(パクパク
風磨「え･･･？」
びっくりすることにAの口から全く声が出てなかった。
風磨「Aなんて言ったんだ？」
「(だ、い、じょ、う、ぶ！！)」(パクパク
一文字一文字、俺にわかるようにゆっくり口を動かしているAだが、やはり全く声が出ていない。
俺も驚いているが、当の本人の方が出なくて驚いているようだ。
風磨「Aもしかして･･･声が出ねぇの？」
「！！」(コクコク
喉に手を当て俺にアピールするように頷くA。
どうしたらいいんだ･･･
風磨「A、とりあえず楽屋に入ろうぜ？」
俺ひとりで解決できる問題の大きさじゃねぇことがわかったから、とりあえずあとのメンバーも居る楽屋に入ることにした。
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佐藤おかゆ(プロフ) - 美ーちゃんさん» コメントありがとうございます！なるほど確かに少しのハプニングでより絆ってより一層深まりますね。いいお言葉ありがとうございます( ; _ ; ) (2017年1月8日 3時) (
レス) id: 65c92b0a37 (このIDを非表示/違反報告)
美ーちゃん - 少しシリアスを入れると作品の中の人物の絆の深さを感じる (2016年12月25日 12時) (レス) id: d23e326993 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤おかゆ(プロフ) - 轟氷さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです( ; _ ; )更新頑張ります！ (2016年12月24日 2時) (レス) id: 65c92b0a37 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤おかゆ(プロフ) - サエさん» いえいえ！リクエストありがとうございます！書かせていただきますね(*^_^*) (2016年12月24日 2時) (レス) id: 65c92b0a37 (このIDを非表示/違反報告)
藍花 - 更新待ってます。 (2016年12月21日 20時) (携帯から) (レス) id: 8b43fb05cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤おかゆ | 作成日時：2016年9月4日 22時
