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sha「ちょっと待ってAちゃん、間違えてへんから！ね？」
「え、Aさんってあの恋のキューピッドの？」
「え、誰？」
「シッマお前…Aさんが例の相談者さんってことやろ、シャオちゃん」
sha「そそ、実績上げるのに協力してくれるってことやから！ね、Aちゃん」
部屋からそそくさと出て行こうとすると、やんわりと手首を掴まれて行手を阻止される。部室の中にいた金髪の生徒は、私を見るなりキョトンとした顔で首を傾げている。小柄な男子はどこか有名人に会った時のように目を輝かせて、あの忌々しいあだ名を口にしていた。
こんな面識のない生徒にまであのダサいあだ名が広がっていると考えると、目眩がしそうだ。
メガネをかけている前髪の少し長い男子生徒は、ヘラりと笑ってこちらに手を振りながら挨拶をしてきている。軽く会釈を返して、隣に立っているシャオロンに視線を送る。
『えっと…相談、しに来ました？』
掴まれた手首は離してくれそうにないため、その場しのぎといった様子で口を開く。
歓迎されているのか分からないが、いそいそと机の上に広がっていたお菓子のゴミをゴミ箱に入れているから、一応相談に乗ろうという気持ちはあるらしい。
あれよあれよと案内されるがまま席に着くように促される。どことなく肩身の狭い感覚に苛まれながら、彼らが席に着くのを待つ。
sha「ほな自己紹介からしよか、俺はいいから…ロボロから行こか」
rbr「初めまして、ロボロと申しますぅ。Aさんは噂で一方的に知ってますね」
ut「どうも鬱ですぅ、Aさんは俺も何回か名前だけ聞いとりましたわ。こうして会うのは初めてやね」
kn「どうもコネシマです！ここに相談しにくるなんて物好きっすね、ウン」
『Aです、あんまり大した相談ではないんですけど…よろしくお願いします？』
お互い気まずい雰囲気の中、奇妙な相談会が幕を開けた。
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どどまる(プロフ) - ゆずごろもさん» 細かな点に気づいていただけて嬉しいです！今作もよろしくお願い致します！ (1月25日 23時) (
レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 箱の湯さん» 前作から…！ありがとうございます！今後も不憫な夢主ちゃんとの掛け合いをお楽しみいただけるよう、精進して参ります！ (1月25日 23時) (レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずごろも(プロフ) - 口癖が完璧すぎて最早LOVEでふ (1月25日 22時) (レス) @page9 id: b79b00a0df (このIDを非表示/違反報告)
箱の湯(プロフ) - 前作を読んで影で密かに応援していたものです…！通知が来たことを確認して、今作品を拝読させて頂いたのですが…。夢主ちゃんのポジションが、不憫な学生の女の子という設定がとても好みで非常に美味しかったです…！！d!メンバーさんたちも同学年なのがいいですね…！ (1月25日 22時) (レス) @page8 id: 23839ce7d7 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 田中さん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…！今作も是非お楽しみください！ (1月25日 12時) (レス) @page4 id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どどまる | 作成日時：2024年1月24日 21時
