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ut「いや、普通に考えてよう許可下ろしたな先生も」
rbr「ほんまに。ゾムも言うてあんまりここに来る訳やないのにようやるわ」
kn「まぁ、ゾムさんのおかげで存続したも同然やし、俺らに不利益ないからええんちゃう？」
『なんか、不思議な人だね…ゾム先輩』
なんとも言えない空気を作り出したまま部活に向かってしまったゾムさんに思いを馳せる私に、ふとコネシマが口を開く。
kn「Aさんさ、ゾムにも意見聞いてみたらどうや？」
『ついさっき初めましてしたばっかなのに？』
kn「いろんな視点から意見もらった方がええと思ったんやけど…」
確かにコネシマの言うことは一理ある。だが、知り合って間もない後輩相手に恋愛相談…に近しいものをされたところでちゃんと答えてくれるだろうか。
私なら答えられない。というか、なんとも言えない感情になると思う。
私の場合は、恋愛相談に見せかけてその現場を思い人に見られて勘違いされ…いや、これ以上はやめておこう。不意に蘇る苦い思い出に、思わず眉を顰めてしまった。
rbr「いろんな人間の意見を取り入れるんはいい気がするで。多角的な視点っちゅうやつや」
ut「確かに。俺らで意見出し合ってても行き詰まってまうもんな」
『まぁ…同好会以外で関わることはなさそうだし、いいかもね』
お互い初対面ではあるものの、同好会の彼らがいれば気まずい空気が流れる事はないだろう。多分。
ゾムさんは剣道部に所属していると言っていたが、運動部に所属している以上そうそうここに足を運ぶ事はできないと思う。
運動部は比較的他の部活よりも休みが少ないし、この学校には体育館とは別で武道場が設けられている。
敷地が広いだけあって、柔道や弓道部専用の道場もあるくらいだ。それこそ改修工事などがない限りその当たりが使えなくなる事はないだろう。
ぼうっと彼らの話を聞き流しながら考え事をしていると、今度はコンコンと2回。扉がノックされる音。
シャオロンは野球部で来れないと言っていたし、今更扉をノックするなんて事はしないだろう。
rbr「はいはい、なんですかぁ」
少しだけ間延びした声を上げながら、ロボロが扉を開いた。
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どどまる(プロフ) - ゆずごろもさん» 細かな点に気づいていただけて嬉しいです！今作もよろしくお願い致します！ (1月25日 23時) (
レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 箱の湯さん» 前作から…！ありがとうございます！今後も不憫な夢主ちゃんとの掛け合いをお楽しみいただけるよう、精進して参ります！ (1月25日 23時) (レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずごろも(プロフ) - 口癖が完璧すぎて最早LOVEでふ (1月25日 22時) (レス) @page9 id: b79b00a0df (このIDを非表示/違反報告)
箱の湯(プロフ) - 前作を読んで影で密かに応援していたものです…！通知が来たことを確認して、今作品を拝読させて頂いたのですが…。夢主ちゃんのポジションが、不憫な学生の女の子という設定がとても好みで非常に美味しかったです…！！d!メンバーさんたちも同学年なのがいいですね…！ (1月25日 22時) (レス) @page8 id: 23839ce7d7 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 田中さん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…！今作も是非お楽しみください！ (1月25日 12時) (レス) @page4 id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どどまる | 作成日時：2024年1月24日 21時
