相談会…？ ページ19
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ダラダラとロボロの操作する画面を眺めていると、廊下から誰かの足音が聞こえてくる。旧校舎まで人が来るなんて滅多にないのに、なんて思いつつ惰性で画面を見続けていると、不意に部室の扉が音を立てて開いた。
kn「うーす、遅れたわ」
ut「おぉシッマやん。お疲れぃ」
どうやら声の主はコネシマだったようで、どこか疲れている様子。本来なら部活のない生徒がとっくに帰っている時間だから、今日はコネシマは来ないと思っていたのだが…勘違いだったようだ
ドサリと重たそうな鞄を机の上に置き、椅子を引いて背もたれに深く背を預けると、こちらを一瞥して軽く会釈をしてくる。私も会釈を返して画面に向き直ると、先ほどの女の子が目に涙を溜めて嬉しそうに微笑んでいるスチルが表示されていた。
rbr「案外攻略簡単やったなこの子は」
ut「まぁ、どテンプレなヒロインっぽかったもんな。見た目からして」
kn「もう攻略したん?はやない?」
rbr「いや、スチル全回収はまだやで。とりあえずストーリーだけなぞった感じやね」
軽く伸びをしてコントローラーを置くと、何やらガサガサと鞄を漁り始めるロボロ。あったあったと呟きながら取り出したのは、食べやすいスナック菓子だった。
本来ここではお菓子の持ち込みは禁止こそされていないが、暗黙の了解としてゴミが出やすいスナック菓子は禁止されていたはず。そんなことを考えている私を横に、ロボロは手際よく袋をパーティー開けして机の中央に設置した。
rbr「で、ギャルゲーみた感想はどうやった?Aさん」
『え、感想も何もないけど』
rbr「言い方悪かったな、すまん。ギャルゲーの女の子達の動き見て、自分と違う点があったやろ?主に行動とかで」
『あるにはあったけど…元の性格が違い過ぎて参考にはならなかったよ』
そうかぁ…と残念そうに肩を落とすロボロ。そんなロボロには申し訳ないが、ギャルゲーを見ていただけで何かヒントが得られるとは思わない。そんなことを考えつつ、机に広げられたお菓子を口に含んだ
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どどまる(プロフ) - ゆずごろもさん» 細かな点に気づいていただけて嬉しいです！今作もよろしくお願い致します！ (1月25日 23時) (
レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 箱の湯さん» 前作から…！ありがとうございます！今後も不憫な夢主ちゃんとの掛け合いをお楽しみいただけるよう、精進して参ります！ (1月25日 23時) (レス) id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずごろも(プロフ) - 口癖が完璧すぎて最早LOVEでふ (1月25日 22時) (レス) @page9 id: b79b00a0df (このIDを非表示/違反報告)
箱の湯(プロフ) - 前作を読んで影で密かに応援していたものです…！通知が来たことを確認して、今作品を拝読させて頂いたのですが…。夢主ちゃんのポジションが、不憫な学生の女の子という設定がとても好みで非常に美味しかったです…！！d!メンバーさんたちも同学年なのがいいですね…！ (1月25日 22時) (レス) @page8 id: 23839ce7d7 (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - 田中さん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…！今作も是非お楽しみください！ (1月25日 12時) (レス) @page4 id: 4c8d7d9c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どどまる | 作成日時：2024年1月24日 21時
