アイのうた ページ5
優しい陽だまりの下で 響く笑い声
暖かい日差しが 僕らを包み込んでいた
楽しい日常を 何気なく信じ込んでいて
その日常が崩れやすい物なんて 知らぬまま
きっと「知らなかった」なんて そんな言葉じゃ許されないけど
「楽しかった」その言葉は 嘘じゃないこと信じてる
きっと この関係が崩れること 分かってたなら
君のことなんて 知らないままで よかったのに
冷たい部屋の片隅で 還る思い出
幸せだった日常が すれ違って壊れてく
好きだった場所が いつの間にか嫌になっていて
居心地も悪いまま 時だけが過ぎていった
きっと最初から合わなかった そんな僕らはいつか離れて
「また遊ぼう」その言葉は 嘘だったことを知った
きっと 泣いて嫌って離れて また嫌って
僕らはそれを繰り返してく
いつまで経っても 離れられない
嫌っているはずなのに 哀しみの色が一滴
きっと 最初から合わなかった そんな嘘で自分を騙して
「楽しかった」そんな言葉 もう聞くことは無いんだろう
きっと この関係が崩れること 分かってたなら
君のことなんて 知らないままが よかったのに
君のこと 最後まで 想ったのに
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作者名:佳乃 | 作成日時:2019年12月27日 21時