変人たちの日記【実話】

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これは、ある時僕が隣のクラスに遊びに行った時の事です。

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２番の子、僕のご主人様なのでこれからはご主人様とお呼びしますけど。

ご主人様と遊びに来たのに、ご主人様が委員会の仕事で(委員長)呼び出されて行ってしまったんです。

ほんと、そりゃあ寂しかったですよ！

なので、11番とお話していたんです。

でも11番は途中で飽きてきたみたいで、12番に借りたパーカーを顔面に被って寝始めました。

いや、実際には起きていたんですけれど、視界を遮断しました。

そして、しばらくしたらご主人様と、連れて行った１番が帰ってきました。

そのうえ、26番も近くの席だったので寄ってきました。

その時に、11番がある行動に出ました。

11「２〜♪」

と言いながら、11番は1番の手を取りました。

そう。11番は、パーカーで視界を遮っているので、前にある手が誰のものかを理解していません。

面白かったのでそのまま続けることにしました。

11「ちょっと！２!?返事してよ!ねぇ、何でこんなに手ぇ冷たいの⁉凍えるよ、私!?」

その騒ぎを聞きつけたのか、12番も寄ってくる始末。

2「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

1番が必死に人差し指を立てて、『しーっ！』と言ってくるのでもう笑いをこらえるのに必死でした。

そして、11番は、1番の手のひらをぎゅっと握りしめ、段々とひじの方へ手のひらを動かしていきました。

その後、飽きてきたのかもう笑いをこらえるのに疲れたのか、1番が11番のフードをとりました。

11「ちょっと、何すんのよ２！………って、ぎゃあああああああああああああ⁉⁉⁉⁉」

自分が掴んでいた腕が2のものではないと分かると、大きな叫びを上げました。

その瞬間にその場にいた全員が笑いで崩れ落ちました。

それがきっかけで、目隠しをした挑戦者の手をかわるがわる取り、冷たさや大きさで誰の手か当てるゲームが始まったんです。

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