ダンス部、入部します。3【雪男】 (ページ4)

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Aside

『照先輩…。

ご馳走様でした！』

岩「いいよ全然。俺が払いたかったからさ。」

めちゃめちゃオシャレで、めちゃめちゃ美味しくて、めちゃめちゃ最高なカフェでの時を過ごし、

『お会計私が出しますよ？
照先輩のリレー1位だった祝いなんで。』

そう言いカッコよくお支払いをするつもりだったはずが、

岩「俺に払わせて？Aの幸せそうな顔見れたし、俺も来たかったカフェ来れたからさ。」

と爽やかに照先輩は言い去り、お会計をしてくれた。

イケメンですよね。知ってます。うちの先輩イケメンなんです。((

でも…

『私もなんかご馳走したいです！』

岩「いいのに笑」

『いや、お祝いなんですもん！』

やっぱりなんかご馳走したい。

リレー1位お祝いだもん。

『…スポーツとかカラオケとかボーリングできるところ行きません？』

岩「ねぇ、Aそこに2人きりって寂しくない？」

『…あそこに隠れてる暇そうな8人の方々も呼びします？』

岩「気づいてたんだ笑」

『逆にあんな大勢で気づかない訳ないですよ。』

ずっと気づいてたよ。
照先輩とカフェに向かってる途中くらいから。

だってさ、

ラ「岩本くんだけズルくない?」

深「俺もこの後デート誘っちゃおうかなっ‼️わら」

向「いや!そこは、俺やろ!」

佐「まぁまぁお前ら…喧嘩すんなって。
次のターンは俺だろ?」

渡「佐久間うるさい。」

舘「僕も今度一日姫をエスコートしたいな。」

目「さすが舘さん、言うことが違ぇわ。」

阿「ねぇ、みんな。隠れる気ある?」

こんなような会話がずーぅと微かに聞こえてきたんです。

そりゃバレますよね。

今だってたぶん木の影に隠れてるつもりなんだろうけど、めちゃめちゃ見えてるし。

『人数は多い方が楽しいですし、』

岩「呼んでみる？」

『……敢えて2人きりで行ってみます？』

岩「そうだね((」スノ「いや、誘ってくれよ。」

物陰に隠れていた先輩方8人がツッコミながら登場！

いや〜、流石のコンビネーションです。

『てか、聞こえてたんですね。』

深「あー、割と聞こえんのよ！」

佐「そろそろ俺らの出番かぁって思ってたのにさぁ！」

向「敢えて2人きりで行こうとか言い出してビックリしたわ！」

『…先輩たちのツッコミが恋しかったんで』

向「キュン」

『…キュン要素どこっすか。』