1.大切なもの ページ1
少し薄ぐらい閉店間際のポアロ。
「ねえ、蘭。工藤くんとはその後どうなのよ〜!」
この時間にしては珍しいお客さんがお決まりの会話をしていた。そう、いつもと同じ会話。
なのに、2人の顔がどこか浮かないのは、寂しげなのは何故だろうか。
「…ねえ、園子。もうやめよう…?新一が好きなのは、Aなんだよ、?」
聞き覚えのありすぎる名前に思わず背筋が凍った。
『相変わらずお仕事大変ですなぁ〜』
『ちょっと身長縮んじゃう!!』
『零さんはいつでもかっこいいですよ』
彼女達の知るAが俺の知るAだとは限らないのに。
どうしても彼女のことを思い出してしまう。
____そういえば今日は、彼女が事故にあった日
まるで死んでいるかのように眠り続ける彼女は、未だ目を覚まそうとしない。
「お前まで俺を置いていくなッ!!」
あいつにすがりついたあの日。
結局俺は、1歩だって進めていない
_______お前の時間は止まったままだな
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ゆい - 更新待ってます!!!!!!黒の組織との関連や、今後の弟との関係など続きが凄く気になります!!がんばって下さい!! (2021年1月2日 20時) (レス) id: 2566c9034c (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - うわぁ!絶対面白くなる!タイトルにも内容にも惚れました更新待ってます! (2021年1月2日 18時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
さとう。(プロフ) - コナン小説の中で一番好きです…!!更新ありがとうございます!!待ってました! (2019年7月17日 20時) (レス) id: 15c53c1034 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - 初めてまして、続き頑張って下さい。初コメントです!昨日から読んでいました。新ちゃんと零君、どっちに好きなるのかも楽しみです。夢主ちゃん、早く起きて(泣) (2019年5月27日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむた。 x他1人 | 作成日時:2019年5月26日 13時