クリスマスデート(吉野) ページ15
今回、1番の目的の場所に着き、後5分位で
イルミネーションが始まる。
しずる「吉野、今日はありがとね。久しぶりに会えてよかった」
と、笑顔で言った。
そして、時間になり暗かったのがイルミネーションの光で一気に明るくなった。
僕もしずるに
吉野「僕の方こそ、ありがとう。しずるに会えてよかった」
と返した。
少し、イルミネーションを堪能して、少し前にいるしずるを呼んだ
吉野「しずる!」
すると、しずるが僕の方を振り向き
しずる「吉野?どうしたの?」
と首を傾げた。
吉野「これ、クリスマスプレゼント。喜んでくれると嬉しいなぁ」
と言って、しずるにプレゼントを渡した。
すると、しずるが涙を流しながら
僕に抱きついて
しずる「吉野、・・・ありがとう。大切にする」
と言ってくれた。
吉野「喜んでくれたならよかった。ピアスは、僕がプレゼントしたくて買ったから気にしないで?」
吉野「ネックレスは、お揃いにしたくて買ったんだ」
と、僕は一足先に付けていたネックレスを見せながら言った
吉野「しずる、付けてあげるから、後ろ向いて」
としずるに促す。
しずるが後ろを向くとうなじが見えて、胸が高鳴る。
綺麗だなぁ
そう思いながら、しずるにネックレスを付け、そのまま後ろから抱きしめて耳元で囁く
吉野「・・・しずる、僕、高校で初めてしずるに会った時からずっと、しずるの事が好きだった。こんな僕でよければ結婚を前提に付き合ってください。」
と言った。
すると、しずるが
しずる「・・・私だって、吉野と初めて会った時からずっと、吉野の事目で追ってた。ピアスだって吉野の色だったから付けてたんだよ」
と後ろから抱きしめている僕の手に涙を流しながら触れた。可愛い。
しずるも同じ気持ちだったなんて嬉しい
しずるを家に帰すつもりだったけど
やっと、しずると付き合えたんだ
キスくらいしてもいいよね。
吉野「・・・僕は、みんなから恋愛は消極的って言われてたけど、やっと・・・恋ってのがわかった・・・しずる」
と後ろから抱きしめているしずるを僕の方に向かせ、じっと見つめるとしずるは顔を赤くして、瞳を泳がせる。可愛い。
しずるの頬に手をやればしずるは、僕をじっと見つめる。
唇を寄せれば、しずるは目を閉じて、受け入れてくれる
そのままピンク色の可憐な唇にキスをした。
柔らかい感触が、より気持ちをたかぶらせた。
キスの後、僕達は照れた顔で笑い合った
吉野「しずる・・・もう1回したい」
と、しずるの耳元に囁けば
しずる「私も」
と、僕の首に腕を回し
イルミネーションが輝く場所で見つめ合い
さっきより深いキスを交わした。
end
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作者名:しずる | 作成日時:2024年2月22日 22時