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右足に異変 ページ9

亮介side
俺達は今、しずる先輩の大学の試合を見に来ている。
最初は、しずる先輩達のターン
1回は4点でしずる先輩達がリード
2回と3回は0点
相手が1点を返した。
そして、4回と5回でしずる先輩達が13点までリードを上げた。
やっぱり、しずる先輩はかっこいい。
けど、しずる先輩がホームへ返える時相手のキャッチャーと衝突し怪我をしていた右足を明らかに痛めた様子だった。
亮介「っ!しずる先輩!!!」
けど、しずる先輩は気にしてないのか普段の顔をしていた。
そして、試合終了、しずる先輩達が勝った。
俺達はしずる先輩が出てくるまで外で待っていた。すると、数分後、右足を惹きづりながらこっちへ向かってきた。
俺は急いで、しずる先輩の所に行き、しずる先輩を支えた。
文哉達も気づいたみたいで俺達の所まで走ってきた。
楠木「しずる先輩!!!大丈夫ですか!?」
すると、しずる先輩が
しずる「心配すんな、大丈夫だ」
と痛みを耐えているのか深刻な表情をしながら言った。
そして、寮に着き
俺は、しずる先輩の右足を手当てをした。
亮介「・・・大丈夫ですか?」
と聞くと
しずる先輩は俺の前だからか
しずる「はは、正直クソ痛ぇわ」
と無理に笑って言った。
俺は、その表情をしたしずる先輩を見ていられなくて
思わず、しずる先輩の唇に深いキスをしていた
亮介「ちゅっ、んん、くちゅ」
しずる「ちょ、んん、はぁ、亮っ!」
亮介「くちゅ、んん、くちゅ、しずる先輩、くちゅ」
気づいた時には、もう、しずる先輩を床に押し倒していた。
しずる先輩の頬に雫が垂れていて、それは俺の涙だと気づいた。
しずる「っ!亮!どうしたんだよ!」
としずる先輩が俺の涙を拭いながら心配した表情で聞いてきた。
亮介「しずる先輩は、右足を怪我してるんだから、っ!無理しないてください!!!」
と耐えきれなくてポロポロと涙を流しながら言うと
しずる先輩が俺の首に腕を回してきて
しずる「亮、ごめん、ごめんな、もう無理しないから泣きやめよ・・・」
と俺の涙を拭って、安心させるように背中を叩いた。
落ち着いた所で、しずる先輩が
しずる「亮、今度の週末、俺は、しばらく休むけど亮は部活あるか?」
と聞いてきた。
俺は
亮介「いや、休みです。」
と答えた。
すると、しずる先輩が
しずる「どっか行かねぇか?」
しずる「これ以上、亮を泣かせたくない」
と言った。
俺は、しずる先輩の首に抱きついた。

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作者名:しずる | 作成日時:2023年6月3日 19時

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