小湊亮介の憧れの先輩は明治大学のセカンド！（小湊亮介） (ページ8)

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大学の試合2 ページ8

しずるside
審判が号令を掛けた。
審判「お互い、整列！！」
審判「これから、明治大学対慶應大学の試合を始めます！礼！！」
全員「しゃーーーす」
俺達が先行で2つ上であるキャプテンの潤介(しゅんすけ)さんが声掛けてきた
潤介「しずる、深く考えんなよ、落ち着け大丈夫だからな」
その一言で安心できた。
しずる「はい！！」
そして試合の合図が入り
1番である俺の相棒の木下がセンターの方に打ち、塁に出た。
しずる「木下！ナイス」
と声をはって言った。
そして、2番、俺の番がきた
俺は審判達に頭を下げて相手のキャッチャーの前に立った
俺は左打席で一発目は打たないで様子を見た、この時、俺が想像していた事は見事に的中した。
それは
相手のピッチャーが際どい所に投げてきたのだ
しずる「っ！あぶねっ！」
そのせいで思わずボールを避けてしまった。
審判「ストライク！」
しずる「やべっ！ミスった！！」
すると潤介さんが大丈夫だと言うように目線を送ってきた
俺は、ふぅーと息を吐き
相手のピッチャーが投げた球を少しバランスを崩したが何とかセカンド前を超えた。
しずる「しゃあーーー」
とガッツポーズをし次に繋げた
3番からはクリーンナップで3番は惜しくもアウト
4番はキャプテンの潤介さんがセンター前に打ちヒット
三塁にいた木下がホームへ返り、仲間がまだ行ける！回せ！！と合図をした。
俺は、スピードを上げホームへ返った。そして、相手のキャッチャーとほぼ同時だったため思い切り突っ込んだ。
しずる「っ！！このっ！！！」
審判「セーーーフ」
しずる「っ！しゃーー！！！」
しずる「(クソッ)走塁妨害ギリギリ、ほんとやってくれるよ」
この時、怪我をしていた右足を、また派手に挫いた事は気づかなかった。
相手のバッターを俺と木下のゲッツーで抑え試合を終えた
審判「試合終了！！！」
審判「整列！礼！」
全員「したーーー」
これで13対9で俺達、明治大学の勝ちとなった。