同期と私。＊番外編＊

幼なじみとかなんとか ページ13

｢へ！？｣

大毅と付き合って1年ちょっと
同棲を始めてちょうど1ヶ月


私になかなか大きな試練が降りかかりました





｢幼なじみを泊めたい？｣

｢そう！3日間だけなんやけどな？今海外にいるけど仕事の都合でこっちに帰ってくるん！こっから仕事場近いらしくて｣

ええやろ？
そう言われるともちろん断れない

3日間だけなら、と軽い気持ちでOKした数日前の自分をぶん殴ってやりたい





｢へ！？幼なじみって、、、｣

男の子じゃないの！？！？

口から出そうになった言葉を途中で飲み込む


｢初めまして！大くんの幼なじみの花って言います！3日間お世話になります｣

大毅に連れられてきた、今私の目の前でペコッとお辞儀をしている可愛い女の子

それが大毅の幼なじみ


｢あ、お願いします、｣

動揺を気づかれないように慌ててお辞儀をした



｢こいつのことは構わんでええから｣

こっちおいで、と花さんを誘導する大毅を捕まえて小声で問いただす



｢女の子なんて聞いてないんだけど！｣

｢それはごめん！やけどさ、あいつも実家とあんま上手くやれてなくて泊まるとこないねん。許して！｣

お前なら気持ちわかるやろ？とかなんとか言われたら

｢、、、分かったよ｣

そう答えるしかなかった

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