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「じゃあ今日はここまでということで」
気づいたら会議が終わっていた
話を振られても重岡が答えてばっかで私は何もしてなかった
というより何も出来なかった
椅子に座ってるだけで精一杯だった
「ホテル行くで」
なかなか立ち上がらない私にイライラしたのか、腕をグイッと掴みながら重岡が言う
重岡、迷惑かけてごめん
私が頑張らなきゃいけない仕事なのに全部任せてごめん
熱の辛さと自分の不甲斐なさのせいで滲む涙に気づかれないように俯きながら歩く
ホテルにチェックインして部屋で荷物を整理した後、すぐにホテル内のレストランに向かった
レストランに着くとすでに座って待ってる重岡
「遅い」
「ごめん、荷物多くってさ」
嘘、ほんとは荷物の整理なんてすぐ終わったけどキツすぎてベッドに倒れ込んでた
きっと私に怒ってる重岡との夕食は全然会話もなくてあっという間終わった
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イツキ(プロフ) - red_westさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます!これからもゆっくりではありますが更新していく予定なのでよろしくお願いします(^ ^) (2019年11月25日 22時) (レス) id: 1518d6627b (このIDを非表示/違反報告)
red_west(プロフ) - はじめまして。読みはじめたばかりなのですが、しげちゃんらしさがリアルでどんどん引き込まれて読ませてもらっています!楽しみにしていますので、引き続き頑張ってくださいね♪♪ (2019年11月25日 19時) (レス) id: c79c2def81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イツキ | 作成日時:2019年11月17日 9時