検索窓
今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:158,626 hit

17 ページ17

「おい、名字」

急に後ろから声をかけられた

さっきの斉藤さんが戻ってきたのかとビックリして後ろを振り返る

「なんだ重岡か」
「なんだってなんや」

そう言って重岡は私の手を掴み、立たせる

「え?なに?何してんの?」
「あんなことあったのにここいてもつまらんやろ。別の店で飲もうや」

いつの間にかまとめられた私の荷物を握らされ、有無を言わさずに店から連れ出される



着いたのはいつも一緒に飲む居酒屋



そう言えば重岡と居酒屋に行くのは怖くないなあ

なんでだろう?

疑問を抱きながら引き戸を開けるといつもの席に通された



「おっ!しげやん!」
「神ちゃんやん!流星もおる!」


急に声を掛けてきた隣のテーブルの人
神ちゃんってあの神ちゃん?
だとして流星って誰?


「あれ?隣の子誰?」


気づかれてしまったので堪忍して口を開く

「名字Aです。初めまして、神ちゃんさん?と流星さん?」

「神ちゃんさんって!なにそれ!おもろい!」

なぜだか大ウケする3人
いや初対面なのに神ちゃんなんて呼べないでしょ

「神ちゃんでええよ。こっちは流星。俺の同期」
「神ちゃんの同期の藤井流星って言います。よろしくな!」

「よろしくお願いします。」
流星さん、やたらイケボだな

タメでええよ、とのことなのでタメでお話させてもらうことに

そして自然な流れで4人での飲み会が始まった

18→←16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (149 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
330人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イツキ(プロフ) - red_westさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます!これからもゆっくりではありますが更新していく予定なのでよろしくお願いします(^ ^) (2019年11月25日 22時) (レス) id: 1518d6627b (このIDを非表示/違反報告)
red_west(プロフ) - はじめまして。読みはじめたばかりなのですが、しげちゃんらしさがリアルでどんどん引き込まれて読ませてもらっています!楽しみにしていますので、引き続き頑張ってくださいね♪♪ (2019年11月25日 19時) (レス) id: c79c2def81 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イツキ | 作成日時:2019年11月17日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。