AAAとシェアハウス！ (ページ11)

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タイミングページ11

朱音side

はいこの前大きな秘密を直也くんに打ち明けた朱音です！

現在うちは別の悩みごとがありましてー、
皆にどのタイミングで言おうか迷ってます(￣▽￣;)

やっぱ皆忙しいからなかなか揃わないし、話しかけにくくてですねー

「直也君よー」

浦「何～？」

「タイミング分かんない」

浦「あ～、皆揃って言った方が速いし伝わりやすいけどなかなか揃わないもんね…w」

「なんかちょっとだけ時間があれば良いのになー。あ、今度のライブ終わりは？」

浦「いいね！その日なら皆一緒だもんね！」

「んじゃ決定ー！」

翌日

浦「お疲れさまでした！乾杯ー！」

「「「乾杯ー！」」」

そう叫んでそれぞれの瓶を中心によせあて音を立てる

西「今日もよかったね～！」

伊「毎回ファンの声に泣いてしまう」

宇「分かる」

與「盛り上がりやばかったな！」

末「絶対あんな叫んだら喉ヤバそうだなw」

日「ファンの子達最高でしょ！」

浦「そうだね！反省会中ちょっとごめんね。
宇野ちゃん、この前言ったこと覚えてる？」

宇「うん」

浦「朱音から皆に伝えたいことがあるんだ」

シーンってならないで～言いにくい…
でも言うしかないよな。

「この前、直也君が宇野ちゃんにうちの様子が変って言われたらしくて、それで直也君が「隠し事してない？」って聞いてきた。」

皆真剣に聞いてくれてる。

「本当は言うのが怖い、、、」

そう。ずっと怯えてた。
怖くて怖くてたまらない、

うちは悪く、ないのに

なんで、、、

こんな自分嫌い…

「ごめんね、泣きたいわけではないのに、」

言わなきゃ。それでもまた過去と同じ繰り返しならそれでも良い

「私は自伝的記憶能力者です」

この人たちになら裏切られたって良いよ

「「「…」」」

だけどいざとなると顔を見るのも怖くなる
過去がプレイバックしてそのまま自分の目に写りそうで下を向いてしまう

「分かんない、よね…あまり知られてもいないし…」

そして直也君に説明したようにこの能力の事を説明した

ずっと下向いたまま泣いたから床に何粒か涙が落ちてる

でも目がすぐに涙で霞んで見えなくなる

変なやつって思われたかな？
追い出されるかな？

嫌われたかな？

嫌な考えしか浮かばない…