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たったひとりだった。

代わりなんかいなかったから、苦しかったし。

代わりなんていなかったから、悔しかったし。

代わりなんていなかったから、嬉しかった。

これは、あいつと俺の、長ったらしくて、もどかしくて、泣けるほど愛おしい、

永遠に続く、たったひとつの物語。



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こんばんは、いろです。

聞こえて来た祭り囃子に乗せられて、ひょっこり顔を出しに参りました。

こちらのお話は、先日連載終了いたしました(a)symmetryの二宮さんsideのお話となります。

本編まだの方はなんのこっちゃわからないかと思いますので、コチラからどうぞ。

(a)symmetry 1st. -NINO-【ars】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/a-symmetry/



では、しばし妄想におつきあいくださいませ。

2015.6.12 いろ

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作者名:いろ | 作成日時:2015年6月12日 22時

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