シェアル物語 (ページ5)

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何が,,,欲しいんだ,,,？　　シェゾside ページ5

そうして、シェゾは衝動に突き動かせられ、町はずれのダンジョンへと進んでいった。

だが、その気持ちが、謎の衝動が、邪魔をした。雑魚敵にこんなに時間をかけて、疲れ果て,,,

心臓の音が、シェゾの耳元で大きく響いている。

シェゾ「仕方ない。そろそろ、帰るか,,,。」

と。

シェゾの背後から、スケルトンの骨が飛んできて、シェゾの右肩に、ぶつかった。

シェゾ「う”ぁ”っ,,,,,アイ、ス！」

最後の力で呪文を放つ。

そして、地上への階段を、重い足取りで上った。

行きは、ものの一時間で行けたが、怪我をしている今は、気の遠くなるような時間がかかった。

シェゾ「うぅっ、、、はぁっ、はぁっ,,,。」

気づいた時には日はのぼり、小鳥がさえずり、木の葉は揺れていた。

目の前が霞んでいるのか、フラフラとおぼつかない足取りでいつもの洞窟へ進んでいった。

シェゾ「,,,,,,,,？」

ぼんやりと、青いアーマー、ポニーテールと黄色い物体が見えてきた。

シェゾ「(,,,アルルか,,,,,？) お前ら、そこ、で,,,何をして、いるんだ,,,？」