シェアル物語 (ページ31)

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変化する気持ち　シェゾside ページ31

「いただきまーす/ぐぐぐぐぐー/ケロレロリーン！」

アルルが、カレーを作ってくれた。

満面の笑みで、カレーを頬張るアルル。何だか、かわi((なっ！！

あんのちんちくりんが、かっ,,かわいい訳ないッ！！

何かが芽生え、急に、シェゾの脳裏で軽い戦いが幕を開きかける。

と。

アルル「ねぇ、キミさあ。いただきますぐらい言ったらどうなの？」

ズバッ,,と、アルルに突っ込まれる。

それですんなり言うのも癪なので、一言文句を言ってやった。

シェゾ「,,,はぁぁ,,,またカレーかよ。」

アルル「はぁ？いただきますも言わずに、文句を言うのかい？『またカレーかよ』？
　何言ってんのさ！ボクが折角作ってあげたのに！最低っ！」

思った以上にアルルの怒りを買ってしまっていたらしい。

が。

シェゾ「カレーは一か月に一回で十分だ。」

今引き下がったら負けな気がして、シェゾはもう一言呟いてしまった。

アルル「,,,もーっ！このへんたいはっ！カレーの良さが、一切分かってない。」

シェゾ「分かるつもりは一生無い。というか俺は変態じゃねえよ。
　お前が異様なだ」

余計な一言のせいで、へんたいの称号を授かってしまったシェゾは、

アルルに冷たく突っ返した。

アルル「むぅ,,,,,,,,」

返す言葉がなかったのか、アルルは、不貞腐れつつカレーをつついた。