引っ越して来た同い年は通称チワワ《kn》 (ページ5)

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いつかめページ5

次の日(貴女視点)

今日から学校。玄関を開けると
小根島くんが立っていた。

kn)一緒に行こうぜA！
『わ！びっくりした！』
kn)あ、そうやA！
『なに？』
kn)一回中学行って話したらさ、
　クラス決まったんやけど、
『何組？』
kn)A何組なん？
『私は1組だよ』
kn)俺はねぇ

と言って小根島くんは手を
見せる。人差し指が立っている。

kn)一緒やで？
『は、はい？』

そんな偶然あるかと驚いて
私はきいた。

『嘘でしょ？』
kn)嘘やで
『え"ほんとは？』
kn)1組
『なんやねん！』
kn)ア"ァ"ーハッハwww

すごい独特な笑い方だなと
思いながら私と小根島くんは
学校へ向かった。

始業式が終わった後、教室で
先生が小根島くんの紹介をしていた。
とくに女子がざわめいていた。
イケメンだもんね。うん。
紹介が終わり、休み時間に入ると、
女子がいっきに小根島くんに
近づくが、小根島くんは
怖い顔で女子達にこう言った。

kn)お前らキモいわ。
　近づかんといて？

そして私に近づいて

kn)俺、Aが好きやから。

え？

この人今なんて？

kn)俺Aの近所に
　住んでるから知ってるもん！

いや、それはそうだけど！
そういうことじゃないから！
さすがに周りも困惑してる・・・

どうしたらいいんだろう・・・