HiB学園1年3組 (ページ6)

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チャイムが鳴ったと同時に、某メンバーが浮所のところへと駆け寄る。

佐藤「飛貴くんなんで立候補したの？！」
織山「めんどうくさそうなのに。」

それを聞いた浮所がニヤリ、と口角をあげた。

浮所「生徒会室、あと生徒会室の隣の空き室、使いたくない？」
中村「そうだね♪」
音城「何か裏があると思ったらやっぱり、、」

浮所「俺らで自由に使えんだよ？正直言うと経費とか使えるしw」
井上「軽く詐欺」
音城「没収されそうなものも隠せるわ」
井上「何持ってきてんだよ、、、」
音城「スマートフォンとかよ」

猪狩「生徒会ってそんな自由なん？お堅いイメージなんだけど」
中村「うちだけじゃないかな～」

ガラガラ…とドアが開く音がする。
担任が戻ってきたようだ。

先生「他クラスにもいろいろ募集し、今回の立候補者は4人だ。本高克樹、川崎皇輝、浮所飛貴、那須雄登だ。うちのクラスからは那須にも出てもらうことにした。」

ざっ、という音が聞こえるぐらいにクラスの全員の視線が
那須に集まって、那須本人はだいぶ困惑しているようだ。

この第78回扶桑花学園高等部生徒会会長選挙、
ほんとうにどうなってしまうのだろうか、、、