HiB学園1年3組 (ページ14)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:31,126 hit

【13】侍たちページ14

荷物移動を終え、ゆったりとしている生徒会室内。
どたどたと足音が聞こえてきた

佐々木「わーーーーーふぅーーーー↑↑↑」
矢花「待て大光！！さすがにやばいから！！」
菅田「いぇ～～い」
矢花「おい琳寧速すぎ！」

ガチャ、と生徒会室の扉が開けられると
大男が数人入ってきた。

佐々木「あの、僕達バンドやりたいんすけど、活動場所が欲しいっス」
矢花「すいません突然」
音城「活動場所がないのはいけないわね…」
本高「えっ…音城さん…」
佐々木「おっ、わかってくれますやん、てか美人すね」
今野「ナンパしないで」

"大光"と呼ばれたその男は他の男の静止を振り切りひたすら話し続ける。

大光は本高の席に置いてあったピアノの本を取り出した。

佐々木「えっ、これキーボードの本じゃん」
本高「あっ…こら！！やめろ」
菅田「ちょーど探してたんだよね！キーボード。」
音城「いいじゃない！本高くん、バンドしなよ！！隣の空き室使って！」
那須「その決定権は俺にあるだろ！」
浮所「俺の空き室！！！！」

佐々木「えまじ！うっわ嬉しい！可愛い子ちゃんありがと！！」

と言い、走り去ってしまったバンドメンバー。
途方に暮れるうきなすと本高。
何故か鼻高そうな音城。

作間「Aちゃん、美人って言われて調子のったでしょ」