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story8 ページ8

雅臣「絵麻っ…いいんだよ。優しすぎるんだよ、絵麻は…」

………

……



絵麻さんの怪我は幸い痣程度ですんだ。

私にとっては、とんだ濡れ衣だよ。

その夜、家族会議がおこなわれた。

私と絵麻さんと弥ちゃんは抜きで。

それの会議には、私が来たときにはいなかった

椿さんと梓さんの三つ子の一人、棗さんと

大人気アイドルの風斗くんと

学生の侑介くん

作家の光さん

も出席したらしい。

とりあえず、自己紹介だけさせてもらいにいった。

みんな、一通りのことは聞かされているらしかった。

棗「よろしくな。…といいたいところだが、こんな時に言われてもな…。絵麻の件でのこともあるから、正直しばらくよろしくできそうにない。会話も最低限にしようと思っている。悪いな。」

風斗「なにあんた?A?ふんっ、貧相な名前。僕の姉さん階段から突き落としたんだって?やってくれるね。あんたと会話とか絡むつもりないから。馴れ馴れしくしないでよね。」

侑介「あ?なんだおめぇ。あいつのこと階段から突き落としたそうじゃねぇか。ざっけんなよ!話しかけてくんじゃねぇからな!」

光「はぁい♪あーら、あなた?絵麻を階段から突き落としたっていう…ふーん?まあ、目撃者がいないんなら仕方ないわね♪仲良くしましょうね?」

結局、四人のなかで受け入れてくれたのは光さんだけだった。

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作者名:ゆき | 作成日時:2018年4月4日 12時

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