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「本当に、ずっと好きだった、…っ」
今度は震える声でそう言った。
女々しいよなー、って笑う美勇人と目があう。
そのまま優しく微笑んで、頭を撫でるの。
だけど、すぐに真剣な目になって、
「でも、Aが一番に想ってるのは俺じゃないでしょ?」
一番に想ってる人は、
そう聞かれて浮かんでくるのは
やっぱり、彼。
きっと、これから先も彼が一番なんだ。
「だから、俺のこともう一回振ってよ」
こうやって言える美勇人は強くて優しくて。
私には勿体無いぐらい素敵な人だね。
だから、私もはっきり言わなきゃなあ。
「…、私には、樹だけなの、」
「…いや、はっきり言いすぎでしょ」
「ごめんごめん」
二人で笑いあった。
ちゃーんと友達として、ね。
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憂 雛 .(プロフ) - 千明さん» こちらの作品のコメントは全て削除させていただきます。他作品で荒らされた分に関しては、違反報告をさせていただきます。 (2018年2月13日 21時) (レス) id: 96ea704e38 (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 管理人さん あたし 一生 お前の事 恨んでやるから。 (2018年2月13日 21時) (レス) id: 4edceca798 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - この作品おもしろくて更新が楽しみだったし、めっちゃよかったです!続編か樹くんメインのお話できたらまた読みたいです!おつかれさまでした!! (2017年5月16日 17時) (レス) id: bcf8818214 (このIDを非表示/違反報告)
憂 雛 .(プロフ) - クロシアさん» 間違えてつけてしまっていたみたいです。すいません。今後気をつけます。ご指摘ありがとうございました。 (2017年3月2日 20時) (レス) id: 96ea704e38 (このIDを非表示/違反報告)
クロシア - この作品は、実在する人物の名前が使われた作品です。オリジナルフラグを外してください。場合によっては違反報告されてしまいます。棲み分け宜しくお願いします。 (2017年3月2日 17時) (レス) id: aa524e2443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憂 雛 . | 作成日時:2017年2月26日 20時