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ー狩屋sideー
ある朝、何時ものように目を覚ますと周りがやけに煩い。
今日は土曜日。
お日さま園の誰もがまだ寝ているはず。
自分の部屋をでて食堂へと向かった。
誰もいない。
誰も起きていない。
なら…何だ？
この声は…
狩「…声って言うか…」
頭の中に直接入り込んでくる。
何だ？何だ？何だ？
この声はいったい…
狩「っ…」
気分が悪くなってきた。
頭も痛い。
今日は部活を休ませてもらおう。
今の時間は６時。
瞳子さんはこの時間にはもう起きてるな。
鳴り響く声に不快感を覚えながらフラフラとした足取りで、俺は瞳子さんの部屋を目指した。
コンコン…とノックをすると、返ってきたのは瞳子さんの落ち着いた声。
はい。と言う返事とともに扉が開いた。
瞳「あら？マサキ…どうしたの？」
狩「瞳子さん…俺気分悪いから今日の部活休む」
瞳「え？…大丈夫？病院とかは…」
狩「寝てれば治ると思うし、明日は部活ないから大丈夫」
瞳子さんは監督に連絡を入れてくれた。
しっかり休めよ。とのことだった。
俺は自分の部屋へと戻ってきた。
その間、声が鳴り止むことはない。
煩い。
頭がガンガンする。
眠れば治るだろうと、俺は眠りについた。
.
『初めまして！…ってのもヘンかな？』
誰だ？この男。
『僕は君を知っているしね』
俺の…知り合い？
いや、銀髪の知り合いなんていない。
ましてや、剣城君より上のイケメンなんて…
『ああ、そんなに考え込まないで。僕が一方的に知ってるだけだからさ』
俺は知らないけど…自分が一方的に知っている？
『…ストーカーとか思った？違うからね？変な想像はやめて下さい！』
なんだこいつ…変な奴。
『ところで、君は今何か困っているね？』
困ってる？別にそんなこと…
『例えば…頭の中に直接話しかけてくるような声とか…』
…？何でこいつそんなこと知ってんだ？
『やっぱりね、対処法教えてあげ＿＿…』
え？対処法？
それはぜひ聞きたい。
そう思い耳を澄ますも、そいつは段々と遠のいて行った。
声も、聞こえなくなった。
代わりに聞こえたのは、よく知ってる声だった。
瞳「マサキ」
フッと目が覚めた。
…あれは…夢？
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スラズ(プロフ) - 南凉風矢さん» オリジナルですね、了解です！ (2015年2月7日 23時) (
レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - ダイアさん» 有難うございます！夜空ちゃんの番外編ですか、了解です！これからも応援よろしくお願いします！ (2015年2月7日 23時) (レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - スラズさん» 完結お疲れ様です！新作は…スラズさんが前に書いていたエイリア学園のお話も面白そうですし、夜空ちゃんの〜Another☆Story〜も読みたい…。でもどちらかって言うと後者の方ですね。まあどちらにしろ楽しみです！応援してます！ (2015年2月7日 23時) (レス) id: 90515967b0 (このIDを非表示/違反報告)
南凉風矢(プロフ) - スラズさん» イナイレのオリジナル小説が読みたいです！ (2015年2月7日 23時) (レス) id: 5e4e38827e (このIDを非表示/違反報告)
南凉風矢(プロフ) - スラズさん» はい！ (2015年1月28日 19時) (レス) id: 5e4e38827e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スラズ
| 作成日時：2015年1月20日 20時
