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『え？なんで？』
「なんでじゃねえだろ、対象が変だ」
『え、待ってお兄さんかっこい。え、なに、え？？金具超似合ってる。お兄さんも籍入れよ』
「馬鹿か」
『ちぇー。俺めっちゃ振られるんだけどー』
「Aくん誰に振られたんですかぁ？」
『弔くんだよ。俺が手ェ出そうとしたら手ェ出してきたし。死ぬかと思ったわ』
「きもいわ」
『ひどい俺傷ついた』
「だってこいつ、会ってすぐ手ェ出してくんのおかしいだろ……連合に入りたい奴がいるっていうから黒霧と俺で面接してやったらよ、あんなザマだ」
「どんなザマだよ！！？」
『わあ、刃物背負ってるお兄さんもかわいいね。籍入れよ』
「俺も対象かよ！！嫌だわ！！」
『え、なんでよまた振られた。俺一応ここにいる全員を対象にしてるから。ねー黒霧さん♪』
「黒霧お前！！嘘だろ！？““本当さ””」
『ん、あれー？お兄さんは二人でひとりなの？』
「ヒィイイ、コンプレス助けてくれーー！」
「俺！！！？？」
『なんで仮面つけてんの？素顔がどんなでも俺は気にしないよ』
「俺そのことについては全く気にしてなかったわ」
『えーんひどーい！黒霧さーん、仮面のお兄さんがいじめるー！』
「棒読み極まってますね」
『黒霧さんのそばにいる安心感すごい』
「騒がしいなぁ」
「ですが死柄木弔、首を掻いていませんからイライラしていないんですよね？」
「……チッ」
『え、なに弔くん優しい。かわいい。やっぱ俺と籍入れるべきだよ』
「(ガリガリガリ)」
『俺が話しかけたらそれやるのやめてくんない！！？割と本気で傷つくから！！！』
続く (更新停止中)
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作者名：天初(あめそめ) | 作成日時：2020年7月16日 4時
