【ONE PIECE】白ひげ海賊団の妹ちゃん2

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ﾊﾞﾀﾝ

急に扉があきびっくり。

まぁ、見聞色で誰が来るかは分かっていたが。



『カエデ、ノックぐらいしろ』


｢ごめーん！！はい、例のもの！｣



カエデが抱えて持ってきた2つの瓶にはそれぞれ赤色と青色の飴が詰められている。



｢副作用はなし！いつも通りだね！｣



『いつもありがとな』


ﾜｼｬﾜｼｬと頭を撫でれば
相棒のためだもの！と可愛い返事が返ってくる。


さて、4年も経てば色々と変わるものがある。


例えば、カエデが最高に気の合う相棒になったりとか、ハルが何故かお兄ちゃんポジションだとか。
あと、喋り口調だけ男っぽくなってたりとか。



さらには、今カエデが持ってきてくれた"コレ"。


赤色と青色の飴。


タダの飴なわけが無い。



4年間修行の傍らカエデが薬学をさらに極めて作り出した性別変換飴。


その名の通り性別を変えることが出来る。


例えば私のような女が青色の飴を食べれば男になる。体ももちろん男に。
と言っても、胸が無くなって男っぽくなるだけ。下は……ね、つかないよ。


1粒で24時間効果が持つ。


じゃあ、何故赤色の飴があるか。


それは、もし緊急事態や都合上女の方が良くなった場合、効果が切れるのをまってられなかった時、赤色の方を食べれば即女へと戻れる。


まぁ、青色の飴の効果を無くすものだと思ってくれていい。



ちなみに、女の状態で赤色の飴を食べたところでイチゴ味の美味しい飴にしかならない。


あ、青色の方は青リンゴ味。


ま、男が使う場合なら今の逆ってだけ。

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