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｢それじゃあ、父さん、母さん、行ってくるよ。｣
兄さんの声で我に返る。
もう行かないとなのか……旅行だし、
帰ってくるわけだけど離れるのはやっぱり寂しかったりする。
2人の方に向き直る。
両親は今にも泣き出しそうな顔をしていた。親も子と離れるのは悲しいものなのかーと自己解釈する。
｢あぁ、ロック、Aを頼んだぞ。｣
お父さんの言葉で耐えきれなくなったのかお母さんは背を向けて泣き出してしまう。
えぇ……そんなに悲しむの……。
こんなに悲しまれたら二度と会えないみたいじゃん……。なんか複雑な気分。
｢A。お前は私たちの自慢の娘だ。愛しているよ。｣
お父さんの言葉に頷きながら、
｢えぇ、そうよ。父さんと母さんの自慢の娘よ。私も……私もAを愛しているわ。｣
無理やり作った笑顔でお母さんは言った。
……ほんとに最後の言葉みたいじゃないか……。
そう思いながらも口には出せない。
禁句のような気がしてならなかったから。
私は私なりにしか言葉を返すことしか出来ない。
笑顔を作り
『今日は、皆へんだね！私もお父さんとお母さんのこと愛してるよ！！大好き！！』
最後に両親と抱き合い私とお兄ちゃんは家を出た。
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宮原星花(プロフ) - 3aIgtBqf0I85qPxさん» ありがとうございます！とても励みになります(泣)これからもよろしくお願いします！ (2019年9月19日 7時) (
レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年9月18日 19時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
宮原星花(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2019年9月17日 18時) (レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
mimi - 素敵な作品を読ませていただきました。とても好きな雰囲気です。これからも応援しております！ (2019年9月17日 10時) (レス) id: 37a2b7b4f4 (このIDを非表示/違反報告)
宮原星花(プロフ) - chocokoro2525さん» コメントありがとうございます！私も早く白ひげのみんなと出会って欲しいと思ってます！ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮原星花 | 作者ホームページ：https://www.alphapolis.co.jp/novel/905339711/7133683
作成日時：2019年8月30日 19時
