24 ページ30
港の方へと走ろうと思ったが、船がバレるのは嫌だ。
ということで裏の港の方へと走る。
シャンクスに見つかるのはなんとなく面倒くさい。
あれ、でも、待て、よく考えろ。
表の港にシャンクスの船はあったか？
あれ、これやらかした系なんじゃない？
後ろをちらっと見てみたけどシャンクスの全速力では無い走り方。これ、まんまと引っかかったわ……。
諦めかけていると前方から……ベックさんが見えてくる。
もうこの際大人しく捕まっておくのが得策なのだろうか……。
｢お前がお頭が言ってたヤツか？｣
声がして見上げればいつの間にか目の前にベックさんが(泣)
時同じくして、鷹……否、ハルは小鳥程度の大きさになり空を飛んでいた。
その瞳はなにかを決心しているようだった。
ふと、裏の港に視線を向ける。
そこには追われているAがいた。
《ふむ、あいつはトラブルメーカーか何かか？》
ため息をつきながらAの方へと降りながら徐々に人を乗せれる程度の大きさへと変わっていく。
《鬼ごっこか何かしらは楽しかったか？》
一言放つと驚いているAと男2名。
Aを器用に足で掴み背中へと乗せて空へと飛び立つ。
驚いている奴らは放置して。
『びっくりした……ありがとう……？』
未だ状況を飲み込めていないAに呆れながらも一旦森の方へと飛んでいく。
アドモントへ
お前のところのバカ娘は元気だ。
俺はこれからしばらくここを離れて、こいつの旅路に付き合うつもりだ。
お前の分もこいつを見守ってやるよ。
そして、約束はきっと果たそう。
この日、Aの船に初の船員ができたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宮原星花(プロフ) - 3aIgtBqf0I85qPxさん» ありがとうございます！とても励みになります(泣)これからもよろしくお願いします！ (2019年9月19日 7時) (
レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年9月18日 19時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
宮原星花(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2019年9月17日 18時) (レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
mimi - 素敵な作品を読ませていただきました。とても好きな雰囲気です。これからも応援しております！ (2019年9月17日 10時) (レス) id: 37a2b7b4f4 (このIDを非表示/違反報告)
宮原星花(プロフ) - chocokoro2525さん» コメントありがとうございます！私も早く白ひげのみんなと出会って欲しいと思ってます！ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 6b24f4bd7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮原星花 | 作者ホームページ：https://www.alphapolis.co.jp/novel/905339711/7133683
作成日時：2019年8月30日 19時
