嘘 ーSeasons rmpg girlー

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・翔吾 side



次の日の楽屋は今までで1番静かな空間だった。


○○のことが世間に知らされるまであと少し……


心のどこかで、これは全部悪い夢なんじゃないかって。


でも、


世間に知れ渡ったら、現実だって、思い知らせれる。



壱馬も寝ないで○○を見ていたのもあるのか、めちゃくちゃ顔色が悪い。



こうなった時に気を引き締めてくれる年上組やリーダー2人も、今回のことにはさすがに俯いていた。




そして、12時。



mobile、Twitter、Instagram。



RAMPAGEに関する全てのSNSで○○のことが公表された。



その直後に俺たちメンバーも、インスタとブログを更新して思いの丈をつづった。




”守ってやれなかった自分が情けないです”



壱馬のブログにはそう書いてあった。




陣「……今日はリハ出来る感じやないな…」

陸「綺麗な花でも買って○○のこと行こうよ」



そんなの、みんな思ってることなのに……



いつだって、壱馬は自分のせいにして、1人で抱え込む。



翔平「みんな○○のこと心配してますね、」

彰吾「壱馬もめちゃくちゃ心配されとるし、ファンの方やっぱりすごい見てこれ、」

慎「壱馬くん1人で抱えてないか心配、ですって」

翔吾「当たりすぎてて怖いな」

壱馬「それは…はい、すいません…」

陸「メンバーなんだからさ、なんでも言ってよ？ね？」

壱馬「はい、ありがとうございます」

瑠唯「よしっ、○○の顔見に行こ」



だからこそ、俺はメンバーとして支えたい。

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