嘘 ーSeasons rmpg girlー

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・陸 side



○○は壱馬に任せて、俺らは事務所へ向かった。



○○の傍から離れたくない気持ちはあったけど、俺らには何も出来ないから……



HIRO「ごめんね、来てもらっちゃって、ほんとはすぐにでもそっちに行きたかったんだけど…」



事務所に着くと、指定されていた部屋で待っていた、HIROさんやマネージャー。




陣「ご説明させていただきます」



2人に何があったのか。


○○がどうして事故にあったのか。



陣くんの話を聞きながら、涙を流すメンバーも居た。



俺もその1人。



情けなかった



こんなに辛い想いしてるメンバーが居るのに、何もしてやれなかった。




HIRO「事情は分かった。ジェネの皆が楽屋での会話とか録音してたみたいで、色々心配しなくていいから、」

陣「……はい、」

HIRO「あと、今回のことはみんなのせいじゃないから。あんまり気負いすぎないこと」




そんな気持ちは、HIROさんにはバレバレだったみたいで、




帰り際にHIROさんに肩をとんとん、って叩かれた。



陸「っ、」


HIRO「大丈夫、陸は悪くないから、」




この言葉に少し、心が軽くなった。



今日はみんな家に帰って。


そうマネージャーに言われてみんな渋々自宅へ。



家に帰って、スマホを見れば



”今日は病院に泊まります”



壱馬から連絡がきていた。



○○のことも心配でたまらないけど、同じくらい壱馬も心配。



もう、1人で抱え込まないと良いんだけど……

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