嘘 ーSeasons rmpg girlー

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・健太 side




『ほんとにすみません、お先に失礼します…』



申し訳なさそうにそう言って別の仕事へ向かった○○。



警察からの事情聴取もあるみたいでリハに少ししか参加出来なかったことが悔しそうだった。




LIKIYA「それぞれ想うことあると思うけど、ファンの皆さんに良いもの届けられるように残り時間集中しよう」



心ここに在らずで、気が気じゃないメンバーを引き締めたのはやっぱりLIKIYAさんだった。




そこからは余計なことは考えず必死にリハに励んだ。



陣「ちょっと休憩しよか」



結構な時間踊りまくって、陣さんから休憩の合図。


その途端にみんな、



樹「昨日の○○ほんとに大丈夫だったんすか？」

慎「どんな様子でした？？」



って、一斉に質問攻め。




壱馬「強がってはいたけど、相当メンタルきたとおもう、」

慎「泣きました？」

壱馬「泣かせた」

慎「よかったです、」

樹「痩せましたよね、あいつ、、」

壱馬「そう思って、昨日エクレア食わせたんだけど…冷蔵庫はがら空きだったな」



みんな○○のことが心配で…



これ以上傷つかないで欲しいのに、

なんで怖い想いしなきゃいけないんだよ…




陣「…え？………はい、……はい……分かりました。すぐみんなで向かいます。」





”これ以上は起こるな”



そう思えば思うほど、




陣「○○が…事故にあったって、」




願えば願うほど、




壱馬「…はっ、、？」




どうして、不幸なことが連鎖するんだろう……

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