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結局佐久間くんと阿部ちゃんは予定が合わんかったみたい。断りの連絡が来た。やから今日は５人でお食事。
「ご馳走様でした〜」
「ダテ最高！」
みんなでわいわいするのもなんか久しぶりな気がして楽しい。美味しいご飯を作ってくれたダテに感謝を込めて皿洗いを申し出る。ここ、俺んちやしね！
お皿を洗ったら、みんなが団欒してる中にすぐさま滑り込む。なんか楽しそうやったから。
「エプロンついてるよ〜」
でも慌てて来たから濡れへんようにって付けてたエプロン取るの忘れとったみたい。ラウールに言われるまで気づかんかった。
「康二くん、可愛い！お嫁さんだ！」
ぶ、ってふっかさんがお茶を吹き出した。えへへって笑うラウールは可愛いけど、翔太くんと言いふっかさんと言い、今日はそういう日なん？！俺の家やで？
そんな中俺は、このシチュエーションやとあの台詞やろ！と関西人魂に火がついた。可愛くないのは分かっとるけど、ワザと高めの声を出す。
「ラウールゥ？ご飯…は食べたから、お風呂にする？それとも、わた」
「康二くんにする！」
「っぐぇ！」
コント的なノリで言ったのにこの大型犬は勢いをつけて飛びついてきよった。お陰で俺はラグに頭を打つ。結構痛いで。
お腹にぐりぐりっと頭を押しつけられとる今は、感覚的にゴールデンレトリバーが乗っかってる時みたいな感じやな。視界に映る金の髪からもそんな錯覚しか起きへん。
先に起き上がったラウールが俺の腕を引っ張って起こしてくれる。ごめんねって頭を撫でてくれたから大丈夫やでと笑顔を見せる。
「ラウ、おっきいわんこみたいやわ」
「わんこ…」
傍観者のふっかさんと翔太くんはびっくり顔で固まっとる。ダテだけは大丈夫？って言ってくれたけど。
「…俺がわんこだったら、康二くん、俺を飼ってくれる？」
「へ、なに？」
「いいからっ」
「…ラウがわんこやったら甘やかしちゃうやろうけど」
「…ラウール」
ふっかさんがラウを呼ぶけど、本人は俺に視線を向けたまま。えっと、これは何の話なん？
「俺がわんこだったら、ずっと一緒にいられる？」
「えーと、わんこにならんでもSnow Manである限りは一緒やない？」
「わんこだったら…ぎゅーもちゅーもしていいのかな」
ほんまに分からん。これは何の話や。
ハテナが浮かぶ中、ダテが立ち上がる。
「…翔太帰ろう」
「え？」
「俺デザートとか買ってこようかな！」
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麹(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます！最近らうこじに惹かれ始めていたところこの作品に出会えてさらにらうこじが好きになりました！らうこじ作品中々ないのでとても嬉しいです。これからも頑張って下さい(^^) (2020年5月19日 16時) (
レス) id: 76a0aeff3e (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。完結した後に申し訳ないのですがもしお時間がありましたら番外編などでラウールくんと康二くんのイチャイチャなど書いていただければ嬉しいです^_^素敵な作品に出会えてよかったです、ありがとうございました♪ (2020年4月16日 7時) (レス) id: 36201dd148 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年4月8日 12時
