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「ええと、オレンジジュースってオレンジのジュースですか？」
「そうだよ、何当たり前のこと聞いてるんだい」
「何かの隠語ではなく？」
「うん」
私の質問に真顔で返答する男。
どうやらふざけている訳ではないらしい。
「前までこの自販機にあったのに、何故か消えてるんだ」
「商品が変わったんですね、よくあることですよ。スーパーに行ったら普通に置いてあるとおも」
「スーパーじゃ駄目なんだ！」
「わっ！」
男は叫ぶと同時に私の両肩を掴んできた。
イケメンに肩を掴まれることは一生ないと思って生きてきた私には刺激が強い。
イケメン好きにはたまらないだろう。
しかし男の瞳を見てほしい。
さっきの虚ろな目から一変、目をカッ開いて物凄い形相で私を見てくる。
イケメンの顔が台無しすぎるよ、正直怖い。
「この自販機のオレンジジュースは最高だった。100%オレンジの果汁で出来ていて喉越しが最高で」
ぶつぶつと独り言を話し出す男を見て思った。
この人変人だ。
話しかけたら面倒くさいやつだ。
男に気づかれないよう、小さなため息をはく。
私は昔からどうしてこうも厄介な人と出会ってしまうのか。
これは変人オレンジジュース男と、ある能力をもって生まれた少女の物語
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ぺぽん(プロフ) - わわわさん» イベントに参加させていただきありがとうございます。神作品だなんて嬉しすぎます🥰これからも面白い物語を書けるように練習していきますね🙌 (2023年3月24日 20時) (
レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ - 作品の参加、ありがとうございます！！色んなシチュが一つ一つの個性を持っている。でも全部面白い…神作品や… (2023年3月24日 20時) (レス) @page26 id: 227f2d1e2c (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - 十六夜紅葉@斎藤一推しさん» そう言っていただけて凄く嬉しいです！これからも思い付いた場面を投稿していくので、不定期ですがぜひ楽しんでくださいね。 (2023年2月16日 17時) (レス) @page25 id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉@斎藤一推し(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2023年2月16日 17時) (レス) id: 20647828cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぽん | 作成日時：2022年7月12日 22時
