もうひとつの命【降谷零】

33話 ページ35

「じゃあさ！安室さんのお休みの日に来るなら大丈夫じゃない？」

何言い出すのこの子は！！！！？？
それだとしてもリスクが高い…

「それよ！！！ねぇAさんいいでしょう？！」

『えっ、ううん…わかった…』

こうなったら風見見使うしか他ないな…
その日のスケジュールをチェックしてもらってもしこっちに来そうなら連絡…そして逃げる、よしこれで行こう。。

「ほんとですかー！！！わーやったねコナンくん！」

「へ!?うっ、うん！僕も嬉しいなぁ…えへ、えへへ…」

ん？コナンくんお顔赤い？
ははーん？蘭ちゃんに手を握られて嬉しいんだ？可愛いなぁ子供って、

あれ？さっきと変わっちゃった、まぁいいか、

「じゃあお休みの日分かったら連絡しますね！」

『うん、おねがい』

もし、失敗してバレたらどうしようかな、


多分降谷のことだからどこで知り合ったのかは探ってくるはず、それは体調不良の時に手を貸してくれたと話すとして…その後よね。

後日お礼にカフェに行ってその時仲良くなったと言えば大丈夫…？嘘には真実を少し混ぜながら言うとバレにくいって言うし、

んんー、、風見あたりがヘマしそうよね。

こう言っちゃなんだけど、ヘタレだから。

良い奴ではあるんだけどなぁ。


…あ、安室のあの性格で来るなら
もう体調は大丈夫なんですか？って探ってきそうね…
そこで大丈夫って伝えたら降谷の方でじゃあ働けと連絡が来るか家に押しかけてくるか…

まあ、どっちもしそうだけど…

それならいっそ引っ越す？

のちのちお金が必要になってくるなら今引っ越して浮かせるのも一つの手だわ、

仕事も…これを機にやめる、？

復帰は…難しいものね

いつまでも妊娠がバレないはずもないし…


…いや仕事はもう少し続けよう。
分かるくらいお腹出てきたら辞めるか休職か

その時考えよう。


貯金は結構あるから、産むまでは全然もつと思うし、


『…はぁ、』

「Aさん、大丈夫…？
そろそろ行きます？」

いけない いけない

ぼーっとしてた


『あ、ごめんね？先払ってきちゃうから、
蘭ちゃん達先行ってて！』

「いや払いますよ！！」


『いいの、私からの依頼代と思って受けとって、
絶対安室さんには内緒だよ？』

「うぅ、そういうことなら…


ご馳走になります、、」

「おねーさんありがとう！」

『いいえー、どういたしまして』

そのあとは予め目に着けたものを買い蘭ちゃん達を送り届けた。
ポアロの前に停車は出来ないから近くまでだけど

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