もうひとつの命【降谷零】

32話 ページ34

『実は…』


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「あ、じゃあ結構仲良いんですか？」

『えっ！…いや、そんなに、だだの顔見知りなだけよ！
この子の父親の友人で1度あったくらいよ…だからもし私のことを覚えられてでもしたら、、』

「この子の父親に連絡されちゃうかもしれないってこと？」

『えぇ、まあ…そんなところかしら、
…だから私のことは黙ってて欲しいの、』

「えぇ…でも、連絡した方が…『嫌よ！！！』…え？…」

『あ、ごめんなさい、でもそんな甘い事じゃないの。』

連絡されると思うと考えたらつい大声出してしまった…
いい大人が恥ずかしい、申し訳ない…

「なんで知られちゃいけないのｰ?」

『ごめんねコナンくん大人の事情よ、
これは話すことは出来ないわ…』

子供って無知で怖いわ… 、いつ何を言うか分からないものなのね、、
この子は既婚者の子供って言えば納得するかしら…
そしたら不倫みたいな流れになるかしら？印象が悪くなるかも…やっぱり避けるべきかな…

「こら！コナンくん
そんなデリカシーのないこと聞いてー！！！まったく…ごめんなさいAさん…」

『…え！いえ、いいのよ！
まだ子供だもの…探究心が強いのはいい事よ、でもねコナンくんそれを聞くことによって相手が深く傷を追うこともあるの…それだけは知っていて欲しいな…？話せなくてごめんね？全ての整理ができて落ち着いたらいつか話すね…』

ここまで言えばさすがに探ってこないかな〜、

「はぁーい…ごめんなさいAおねーちゃん…」

「あ、あの…じゃあ先程安室さんの言ってた喫茶ポアロには…行けないですか、、？今度は私のおすすめの喫茶店って話…ポアロなんです…」

『…あぁ…そうなのね…ごめんなさい、
行きたいのは山々なんだけど、鉢合わせるのはできるだけ避けたいの…』

あからさまにガッカリしてる…
いつも助けて貰ってるしなぁ…行ってあげたいけど…流石に、

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