もうひとつの命【降谷零】

26話 ページ28

それより…

『…私の家分かるの？』

purururu…

『はい、宮本です』

《あっ！Aさん〜！！！
ごめんなさいそう言えばお家知りませんでしたっ！！》

もう、蘭ねぇちゃんってば！

と声が聞こえる。
コナンくんも一緒にいて分かるの？とか聞かれたのかな

蘭ちゃんって少し抜けてる
くすくすと電話越しに2人の話を聞いて笑ってしまった

《んもう！！笑わないでくださいよっ！》

『あら、ごめんね？
じゃあ少し時計台の所で待っててもらってもいいかな？ちょっと時間かかるかもだけど迎えに行くよ！』

《そんなっ！体調悪いのに申し訳ないですよ！》

『いいのよ、少しゆったりとした服も欲しかったの、
最近ジーンズじゃさすがに苦しくてね、

少しだけ買い物付き合ってくれないかしら？
カフェとか匂いの強いところには行けないけど、』


《んー、…分かりました、そういうことなら…

でも絶対！無理はしないでくださいね？》

夜酷くなるから、今はまだ時間的にはマシの方…
それに少し体も動かした方がいいかもしれない。

気分転換にもなるし…

『もちろんよ、じゃあまたあとでね』


電話を終了し出かける準備をして、


いざ！！！



……


『…妊婦って車使っていいのかな』


いざっと言いつつまずは調べようかな…汗

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