もうひとつの命【降谷零】

2話 ページ3

それから、数ヶ月たった今日。

「おい、宮本！仕事をしろ！仕事をしろ！」

『うるさいなぁ降谷！後ろで叫ばないでよ！耳痛いじゃない！』

今は仕事中、
少しボーッとしてただけなのにすぐ怒鳴り散らすんだから！

全く……でも最近すごくボーッとすること増えたかも知れない。
なんか熱っぽい感じするし、

でも熱は無いんだよねー…

「言われたくないなら手を動かせ、手を、
最近多いぞ？疲れてるのか？」

『いや、だるい感じはするけど……熱とかもないから…何だろ？』

「風邪か…？ちゃんと病院行けよ？
俺はこれから組織の方に行くから…キツかったら無理するなよ」


『はいはい、気をつけてね いってら』


病院かー……風邪で病院行くのは少し気が引けるなぁ… 、

なにしろめんどくさい←

まあ、結構続くようなら行けばいっか！
様子見ってことにしておこう、


「宮本さん、体調大丈夫ですか、？」

『あ、風見…、大丈夫だよー気にしないで?
さっ、チャッチャと仕事片付けますかー！』

「……無理はしないでくださいね？」

『ありがとう、』

それだけ言って、私はパソコンに視線を戻した、
これが終われば今日のものは全部終了になる。

明日から定休だからね、
ササッと片付けて上がろう。

・

・

『終わったー……！じゃっ、風見私用事あるから上がるね！』

「あ、はいお疲れ様です」

他のみんなにも声をかけて先に上がった、
まあ、用事と言っても買い物だけなんだけどね〜、

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