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Aさっきの話だけど
ジェシーうん、なに?
さっきなぜか北斗くんに邪魔されて
全然話せなかったから
HR中に早速ジェシーくんにラインした。
A自分の本心、わかったよ
ジェシーくんがずっと言ってくれてた自分の本心が。
ジェシーお!どうだった?
Aわたし、北斗くんの彼女になりたい
ジェシー俺応援するよ!よくできました!
Aありがとう、ジェシーくん
ジェシーくんはやっぱり優しい。
「おい、くじ」
『くじ？』
「席替えの」
『あ、席替えか』
学期ごとに行われる席替えに心が震える。
北斗くんと一緒にくじを引きに行くけど、
どうか北斗くんの近くになれますようにって
願いを込めてくじを引いた。
「みんなくじ引いたな？
じゃあ席移動して」
先生の言葉を合図にみんなガタガタと
机と椅子を運んでる。
その中で唯一動かないわたしと、北斗くん。
『ね、北斗くん席替えだよ？』
そう言えば振り返ってわたしの席に腕を置く北斗くん。
肘おきじゃないんだけどな、わたしの机。
「知ってる。さっき俺がAに教えたよね」
『動かないの？』
「Aは」
『わたし、ここ』
「俺も」
『え？』
「だから、ここだって言ってんの」
『え、待って。またわたし達前後？』
「またお前に背中見られんのか」
『え、ちょっと待って。ねえ気づいてたの？』
え、わたしが北斗くんの背中を
いつも凝視してること知ってる感じ？
『え、まさかとは思うけど
北斗くん背中にも目がついて』
「ないね。馬鹿だね」
『え、じゃあなんで』
「お前すぐ俺の背中にちょっかい出すじゃん」
『ごめん、心当たりが、
あ、あるわ』
「でしょうね。
ブレザー貸してあげた時といい、今日の式といい」
『なんか北斗くんの背中って大きくてさー』
「うん、それ全然理由になってないね」
そう言ってふって笑う。
はい、かっこいい。
神様、ありがとう！
また二学期も北斗くんの背中を見ることが出来るなんて。
これってやっぱり運命だと思うの。
「席替えみんな終わったな？
じゃあ夏休みの宿題提出してから帰れよ〜。
あ、あと、もうすぐ文化祭だから
次のHRまでに案を考えておけよ」
文化祭か。
文化祭、北斗くんと回れますように。
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moco(プロフ) - やんやんさん» 二周もして頂きありがとうございます！そう言ってもらえると本当に嬉しいです！！ (2021年2月24日 0時) (
レス) id: d5158f0c68 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - あいさん» 今更ですが。。たくさん読んで頂いてありがとうございます！とても嬉しいです(TT) (2021年2月24日 0時) (レス) id: d5158f0c68 (このIDを非表示/違反報告)
やんやん(プロフ) - 読むの2回目なのにキュンキュンして泣いちゃいましたー！笑笑ほんと好きすぎますこの物語(*^o^*) (2021年2月13日 18時) (レス) id: 50d0447a08 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 投票1回じゃ足りない。好きすぎて何回も何十回も読んじゃう三十路。 (2020年11月7日 23時) (レス) id: f554bba6ab (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - mmmさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(*'▽'*)今日更新したのでよかったら読んでいただけたら嬉しいです！！ (2020年10月16日 22時) (レス) id: 73fd84b0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moco | 作成日時：2020年8月23日 0時
