救ってくれたのは君。

子犬（SCside） ページ23

「ただいま〜」


MG「あっ！ジョンハニヒョン！帰ってきました！」


宿舎に帰ると1番にミンギュが俺に気づいて奥のジョンハニを呼ぶ。

奥から出てきたのは鬼の形相のジョンハニ。


JH「おいスンチョル。

かれこれ1時間ほど何してたんだ

俺達みんな心配してたんだぞ！！！」


「「「そーですよ！！！」」」



ジョンハニの言葉を筆頭に他のメンバーも俺に言葉を投げかける。


「すまん！すまん！ちょっと、な、子犬？が居て餌やりしてて」


「「「は！？！」」」


俺の言葉にメンバー全員が口を開けてぽかんとした。


なんとなく彼女の事は言ってはいけない気がした。

事実俺は捨て犬を見るとほっておけない性格なので実家には犬が5匹も居る。


SG「もうヒョン〜〜〜しっかりして下さいよ〜〜もう寝ますね僕」

スングァニがそういうと他のメンバーも目をこすりながら寝室へと向かう。

俺はすまんな、すまんな、とメンバーに声をかけていく。


JH「スンチョル」


しかし、ジョンハニだけは寝ようとしなかった。

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