いい人 ページ22
目を開けると目の前には天井。
間違いない、私の部屋だ。
あれ、、私あの後、、、
とぼんやり考えていると、
横には携帯を触っている男の人。
『あ、の、』
と私が声をかけると
「あっ」
とその人も気づいたらしく、目が合う。
『え、あの、』
と戸惑っていると
「あ、あの俺は何もしてませんよ！？
家に送ろうと思ったらあの、倒れてしまって、、」
と、咄嗟に手を前に出して説明した。
え、あ、私この人に助けられたんだった、、
って倒れた！？
『！？私倒れたんですか！？
ほんとにごめんなさい。こんな所まで、、ごめんなさい。』
と、お辞儀をすると
「いやいや！！俺にはこんな事しかできなくて、」
と、マスクをしていてもわかる程申し訳なさそうに私に言う。
この人、ほんとに優しいんだな、
そう思っけど私はただお礼を言う事しかできなかった。
「いえいえ、お大事になさってください。
あ、後、戸締り、ちゃんとした方が良いですよ。」
とその人は言い残し、部屋を出ていった。
走ったせいかわからないがなんだか体もだるいし動く気になれなかったので私はそのまま深い眠りについた。
「あの人本当にいい人だったな、、、」
そう呟いて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｍｏｃａ(プロフ) - 莉希さん» すみません初めての作品なのでわかっていなかったです、ごめんなさい（ ; ; ）ご指摘ありがとうございます！！ (2016年7月12日 17時) (
レス) id: de453f5d9a (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - オリフラたってますよ (2016年7月12日 10時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｍｏｃａ | 作成日時：2016年7月10日 21時
